アメリカでドライブ8 スクールバス
1 レンタカー、有料道路...はこちら2 カーナビ?...はこちら3 レッカーされたっ!!...はこちら4 高速道路...はこちら5 ポリスたち...はこちら6 坂道に駐車...はこちら7 信号とか...はこちら先日,総理がこのように述べたそうです。私は団地の中の小学校でした。人と自転車だけの,団地内の敷地を歩いて(というか遊びながら)通いました。ですから登下校時のクルマの危険性は,あまり意識しませんでした。さていざ我が子を通わせるとなると話は別です。低学年の時は本当に心配で,毎日心が張り裂けそうでした。いや,高学年になってからだって心配。いやいやそもそも道路脇を歩くなんて,大人だって怖いものです。だからアメリカに来て,調べれば調べるほど,スクールバス制度に感心したものです。もちろんスクールバスだって事故はあります。運転手の質だって...(よく映画で見る感じそのまま)でも,ほとんどの事故はケガですんでいます。頑丈なバスと厳格な規則に守られているので。↑ぜひ,翻訳ソフト等で読んでみてください。子供たちに対する愛情あふれる取り組みだと思います。バスの色や側面の線にも意味があるとのこと。というわけで,我が子もずっとスクールバスで通学してました。そこで,アメリカのスクールバス事情を書いておきます。アメリカでは小学校から高校まで,スクールバスで通います。よく映画に出てくるやつ...小中高それぞれの通学時間帯をずらして運用しています。人口が少ない地域でも,あちこちから生徒をピックアップしてきます。したがって,田舎の学校でもそこそこの台数のバスがそろいます。さて,皆さんがアメリカでドライブする際の話です。スクールバスに遭遇したらどうするか?以下は,必ず守ってください。バスが停車して生徒が乗り降りしている際は,必ず後方に停車して待ちます。横をすり抜けてはいけません。これは,片側複数車線の幹線道路でもダメ。派手に「STOP」のサインボードが出たり赤色灯が点滅するので,わかりやすいです。このボードが,車体の外側に展開されます。中央分離帯が無い道路の場合は,対向車も停車です。でもこれ,忙しい時でも不思議とイライラしないと思います。かわいい子供たちが見えますから。ちなみに「かわいい子供たち」で思い出しました。アメリカの小学校の帰宅時に遭遇すると感動します。バスを降りた子がまるで何十年ぶりの再会!のようなハグを家族としています(笑)さてこのバス,こんなところまで?という路地まで入っていきます。大きさのわりに小回りがきくんです。これは,前後のタイヤの間隔が短いから。見てください,このお尻の出方。後輪がずいぶん前方に位置しているのがわかります。これが小回りできる理由。そして側面の真ん中くらいと,最後尾には非常口が見ます。大型車ではこのように複数設置されています。この非常口,安全上の理由で車体が高いので,飛び降りには勇気が...。ということで,毎年はじめにバスから脱出訓練をします。一定時間内に全員出られなかったらやり直しなども。ホント,こういった取り組み姿勢は徹底してます。それから冬場です。雪が降ったら,真っ先に除雪されるのがバスルート。融雪剤もガンガン撒きます。なので,よほどの豪雪地帯じゃない限りタイヤはノーマルでOK。融雪剤で道路がビシャビシャになるので,むしろノーマルタイヤの方が安全です。ただし学校が休みの時は注意!除雪も幹線道路しかしてくれません...ガレージを出ようとして「しまった!」というのも多数。そういう時は,無理せずお休みにして家族と過ごしましょう。(アメリカン?)さてこれは,F1カナダGPの終了後の一コマ。スクールバスが,こうした各種のイベントでよく使われているのを見ます。修学旅行等でも,活躍。中西部の田舎から東海岸/西海岸の大都市まで,一晩かけて走ります。ま,でもこれ子供たち曰く「そこはもう少し豪華なバスが...」と。でも安全第一ということで。↓お役立ち情報だった場合、1ポチ頂ければ幸いですにほんブログ村