穏やかに関わり合っていつもゼロ
映画「博士の愛した数式」を観ました。原作も気になっていた作品でしたが、映画化されると知って、まず原作を読みました。博士の寺尾聰さん、家政婦の深津絵里さんを思い浮かべながら読んだせいか、思った通り、穏やかな感じの映画でした。数の持つ神秘的とも感じられる美しさが原作同様、映画の中にも散りばめられています。そしてそこには、今を大切にしようと、前向きにあきらめずに進んで行こうと、数々のメッセージが込められているように思います。お互いに自分を責め、苦しんでいた関係eπi =-1の関係が、家政婦親子の出現によりeπi +1=0になったところにも、穏やかなメッセージを感じました。それにしても√先生の髪の寝癖、笑えました(^^)今回の映画は、地元で観ることができず東京まで観に行くことになりました。地元に比べると、広くてスクリーンも大きい!映画のせいか、座席の番号に目がいっちゃいました。私の席は11列14番、11は素直な素数(^^)通路を挟んでいるので前の人が気になりません。横30席なので14番は中央、いい席でした。