テーマ:今日も能楽堂へ~!(17)
カテゴリ:能・狂言
今日は教育TVを録画にし、いざ名古屋能楽堂へ。観世流の地元の先生方の会でござる。なのでもちろん狂言方も囃子方も地元の人々。年に4回¥10000。1回¥2500でござる。これで能3番狂言1番あと仕舞が数番。これっておいしくな~い?でござる。ただ11時から16時半ころまで休憩10分だけで観てるのはけっこう辛うござる・・(-_-;)。それこそエコノミークラス症候群になりかねぬ。見所で足を動かし肩を廻し・・舞台からは気になるであろうのう、申し訳ないが・・・m(__)m。
「嵐山」前場は申し訳ないが眠いこれ噛んでても・・ぼ~っとしてたでござる。 囃子がアシライになったところでアイ(狂言方)の末社の神登場。いつみてもかわいい!のでござる。共同社では替間の「猿聟」を演したいがために狂言会であえてこの「嵐山」を出したことが。あれはおもしろかったでござる。また観たいなぁ。後場は舞がたっぷりてんこもり?といふていいのかの?観ごたへあったでござるよ。 「釆女」は大好きな梅田邦久師でござる。いや~、きれいであった。夢うつつで観ておりまいた、ってまた寝てたのか・・? 狂言は「鐘の音」。いつか太郎冠者やってみたいんでござるが、これは大変でござる。鎌倉で金(こがね)の値を訊いて来い、って言われた太郎冠者はああ勘違い、鐘(撞きがね)の音を聞いて廻る、という狂言らしい曲。鐘の音は演者が口で言っちゃうのでござる。「コ~~~~~ン」「パ~~~~~ン」「ジャ~ンモ~~~ンモ~~ンモ~~ンモ~ン・・・」「ピシャピシャピシャピシャ(割れ鐘)」と、ここが見せ所のひとつでござる。家によってもちがうやも。あちこちのお家のが観てみたいものぢゃ。おすすめ曲でござるよ。 「富士太鼓」は殺された夫の敵(かたき)と妻と娘が太鼓を打つ、という曲。それにしても、これって救いがあるのか?何か補償はないのかしらん?とちょっと考へてしまふ。現代なら訴訟ものぢゃぞよ。う~ん。さて、もう寝なきゃでござる。また明日~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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