2020/03/07(土)12:53
【休校期間お役立ち情報】その3 子どもたちの外遊びを保障しよう
このところ、「休校期間お役立ち情報」というテーマで、記事を書いていきます。
今回が第3回です。
(これまでの記事は、こちら↓
▼【休校期間お役立ち情報】その1 マスクについて
▼【休校期間お役立ち情報】その2 恐れすぎない)
「恐れすぎない」の続きですが、具体的にしていきたいと思います。
つまり、どこまでならOKなのか?ということです。
基準が明確でないと、際限なく恐れすぎることにつながってしまいます。
たとえば、今回の休校に際し、各学校は子どもたちにこんな話をしているようです。
「夏休みや冬休みとは違います。不要不急の外出をしてはいけません。
友だちとは遊べません。家で過ごしてください」
これは、果たして、家に閉じこもれということでしょうか?
家に閉じ困らないと、ウイルスに感染するのでしょうか?
外に出ただけで?
・・・そんなわけは、ないはずです。
前回引用した情報の中にも、「空気感染はしない」というものがありました。
換気しない室内にいる方が危ないのです。
僕は、自分の子には「散歩には出てもいい」と言っています。
「健康な者が、家の中に閉じこもっている方が、病気になる」と話をしました。
考え方は人それぞれですが・・・。
ただ、実際には散歩に行っておらず、家の中で暴れているようです。
せめて、親が付き添える休日には、親の責任で一緒に外へ出て、運動させてやりたいと思っています。
僕は普段から、土日のうち1日は、クルマで田舎の方へ出かけ、誰もいない広いところを見つけて遊ばせるようにしています。
別に誰もいない必要はないのですが、田舎住まいなので、クルマで少し行けば、誰もいないところはいっぱいあります。都会住まいの人は、少人数で屋外で遊ぶ分には、それでもOKだと思います。
子どもを家の中に閉じ込めておいたときの子どもたちのストレスは、容易に想像がつきます。
子どもは元来、動きたがるものです。
平日の親がいないときに我慢しているなら、その分はどこかで発散させてやりたいと思います。
先週の週末は、誰もいない田舎の公園に行ってきました。田舎であれば、誰もいない公園というのは、わりとあります。
駐車場に全くクルマがないのを確認してからとめて、川べりを走ったり歩いたり木切れを拾ったり、岩の上をぴょんぴょん跳んだり。
先週行った場所は丹波篠山市の遠方、ふるさとの川公園。
駐車場と公衆トイレがあるところから、川と野原と展望台にすぐ行けて、手軽に自然が満喫できました。
川沿いを歩くと、向こう岸に大きな竹林が広がっていて、鳥のさえずりが聞こえました。
少し行くと、飛び石を使って向こう岸に渡れるようになっていました。
渡った先は、とっても広くて、高いところには、展望台までありました。
初めて行きましたが、とてもいいところでした。
子育て歴10年の経験からいうと、田舎であっても人工の遊具が整備された公園は、他の子と一緒になる確率が高いです。
狙い目は自然に近い公園。
川沿いは特に狙い目で、田舎の川はところどころ下りられるようになっています。
ただし子どもだけの川遊びは危ないので、保護者の見守りは必要です。
僕はいろいろ探検するのが好きなので、子どもを連れて誰もいない自然の中で遊ばせることがたまにあります。
地図にも載ってないような穴場で言うと、丹波市の下滝駅の近くに、川のそばに下りれるところがあり、そこもめったに人が来ないところでした。
名前は、一応、太田井堰というのが名前かな。
行ったのは2ヶ月くらい前ですが。
田舎の川沿いを歩くと、上の写真のように、たまに下りられるところがあります。
上の写真の右側に映っている階段を降りると、下のようなところに出ます。
丹波竜の化石が出たところのすぐ近くです。
この場所からも、化石が出たのかも知れません。
太古の恐竜時代から続く、ロマンを感じました。
感染症にかかるかかからないかでいうと、少しくらい人がいても、屋外で距離1m以上離れていれば、大丈夫でしょう。
そこまで「誰もいない」にこだわらなくてもいいと思っています。冒頭にも言いましたが、室内よりも屋外の方が、感染しにくいのですから。
僕は神戸市に住んでいた経験も長いですが、阪神間の場合はわりと山が近くにあるので、山の方がおすすめかもしれません。六甲山の山歩きとかは、ほとんど人に出会わなかった記憶があります。ちょこっとだけ散歩するにしても、おすすめです。
休校中の外遊びの保障は、都会の方がニーズが高いと思います。
神戸市では、外遊びをさせてくれる団体に助成金が出るそうです。
▼休校中の子どもの外遊び支援 神戸市、活動団体に助成(神戸新聞NEXT)
リンク先の記事にある神戸市長の意見
「感染拡大に配慮した上で、健康な子どもが少人数で屋外で過ごせる環境を提供することが重要ではないか」
という意見に、僕は賛成です。
というか、子どもたちが黙ってずっと家の中や屋内施設の中でおとなしくしていられるのは、限界があります。
外遊び支援は、これからどんどんニーズが高まってくるでしょうね・・・。
今回の記事はこれで終わりです。
あくまでも個人のブログの個人の見解なので、事情によっては変わってくると思います。
子どもたちの外遊びをどう保障するかは、それぞれでまた考えていただければと思います。
「普通の公園で、子どもが集団で遊具で遊ぶのは、OKなのか?」ということについては、
僕はOKだと思っていますが、
地域の実情によっても、変わってくるかと思います。
基準はいろいろな要素で変わってきますが、神経質になりすぎるのもどうか、と思っています。
僕が最後に書くことは、毎回同じです。
過剰反応をせず、落ち着いて行動してください。
できる範囲で気をつけてさえいれば、過剰にウイルスを恐れる必要はありません。
冷静さを失って、パニックになるのが、一番おそろしいです。
まわりが落ち着きを失っているときこそ、どうか落ち着いて行動してくださいね。