ガンが通っているM塾から、
<新入塾者と希望者には、
受講している講師との3者面談、または保護者面談を行います>
というお知らせがありました。
3者面談!
小学校ではなかったし、N塾でもたしかやったことがない。
中学からは、先生との個人面談は生徒だけですから、これって、お初かも。
とはいっても、指定の期間には、ガンは中間試験や、文化祭の準備があります。
私と時間を合わせるのも難しい。
今回は保護者面談をお願いすることにしました。
それにしたって、N塾以来でありますよ。
で、今日が英語の先生との面談でした…。
だけど、何をお話すればいいのか?
N塾なら、勉強の様子も、内容も、ひと通りは私にも見えていましたから、お話することはたくさんありました。
でも、いまや…
部屋に行って、勉強しているらしい。
勉強しても、テキストは難しくて予習がおぼつかないらしい。
「難しいんだぜ!どーよ!」と持ってくるテキストを見ると、たしかに難しい。
大して関わっていないのであります。先生と、何をお話すれば…
<一生懸命、やってるみたいなんですけどぉ。>
<す、すみません…>
この2つしか無いのではないか?
時間が近づき、伺いますと、お部屋に案内してくださった職員さん(女性)。
講習生だったときからお世話になっている方なのですが、
「このごろガンくん、先生を捕まえて質問をたくさんしていて、
もう、ヤル気いっぱいなのが見ててわかりますっ!」
とにっこりわらって退室されました。
そんなひとことも、私を励ますためのサービスなのではないか、と勘ぐる卑屈なあむあむ…
先生とのお話は、なんとか穏やかに進みました。
入ったばかりで、模擬試験の成績なども出ておらず、「授業での感触だけでの話になってしまうのですが」というのが良い作用であったと思われます。
一番印象に残ったのは、
「勉強の内容でも、しかたでも、もう親が口をはさめない、というのは当然ですよ。
テキストは、入試よりよほど難解なものを扱っているわけですし、
あの歳で、親の言うとおりに何かするなんて、
ないですもんね。気持ち悪いでしょ(笑)」
ガンの学校に行くと、でも結構そういうスタンスのお母様がいらっしゃるので、私っていい加減な母親なんだなぁと思ってしまうんですが、
そうか!そうだよね!これでいいんだ!
「そういうこととは逆に、我々が働きかけることができないことを、親御さんにはやっていただきたいんです。
さっきもお話しした、志望分野を本人が決めてゆくきっかけになる、将来像というか、志ですね。
どこの大学に入りたい、というのではなくて、入ったあと、というか、卒業した先に、なにをやりたいか。
それを、アドバイスするんじゃなくて、本人がなんとなくでも、表現したようなときに、
『いいじゃないか!こんなこともできるようになるな!楽しいぞ!』
と、励まして、モチベーションを上げてやることですね。」
それが、勉強への気持ちにつながるのだって。
なるほどね!
私にでも、できることがありました!
ハズカシイと思っていたけど、面談に伺ってよかった!