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カテゴリ:酒(茶色)
やっぱり寒くなってくるとウィスキーですよね。
私が、nikka.com をチェックする頻度も増えてくるってもんです。 サントリーも響を筆頭として好きは好きなんですが、私はニッカ党です。 一つにはどのセグメントの製品を飲んでも、少なくとも価格に見合った、あるいはそれ以上の 満足感を与えてくれるということがあります。 竹鶴12年なんてもっとガンガン売り込んだらいいのに、って製品です。 エントリーレベルでもブラックニッカ8年とか、美味しく飲んだ覚えがあります。 もう一つにはニッカの製品、特にブレンデッドウィスキーは、輪郭がはっきりしていて ニッカ製品だと分かりやすい共通点のようなフレーバーがあることです。 これは諸刃の剣で、ダメだと感じたらニッカの製品が全てNGになるのでは、と思いますが、 私は好きです。 想像するにこれはニッカのカフェグレーンが形作っているのではないかと思います。 カフェスチルなる蒸留機を使って作るグレーンウィスキーはそれだけでも飲める代物で、 私も飲んだことがありますが、バナナ様の香りのする面白いお酒でした。 分量の比率でいえば、ブレンデッドウィスキーの大半はグレーンウィスキーです。 香りはモルトウィスキーのようにがつんと来るわけではないですが、いわば荒々しい モルトウィスキーの風味をならして、飲みやすくする役目があるわけです。 特に香りよりも味という観点ではグレーンウィスキーがきっちりとベースを形作り、 その上にモルトウィスキーが柱をガンガン立てていく、というイメージを持っています。 だから、このベースはとても重要。 さて、nikka.com には面白い製品が登場してました。 ![]() 実は私は現行の鶴の他にこれが出たのだとばかり思っていたのですが、どうも鶴のモデルチェンジみたいです。 鶴はニッカのブレンデッドウィスキーでも最上位に位置するウィスキーです。 非常に美味しい一本ですが、私自体は買ったことはなく、お店で飲むウィスキーです。 想い出に残っているのは、札幌にある、ニッカバーにK氏と二人で出かけて鶴を飲んだことですね。 実に旨く感じた(実際旨いんだけど)のを覚えています。 今回の製品も興味深いのですが、気になる点が一つ。 あるメーカーで非常に評判の高いブレンデッドウィスキーのちょっとアレンジバージョン的な ものがリリースされたことがあるのですが、これがビックリするほど旨くなかったのです。 スコッチの世界でもモデルチェンジすると結果が望ましくないことが多くなることが多い気が するので、ニッカには余計に頑張って欲しいと思うのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.11 02:02:06
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