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カテゴリ:本・記事より
今朝は冷え込みましたね
その分今は天気が良いですよ 義母は最近元気になりました。 何時も鼻歌を歌いながら寝ています この新刊は緩和ケア医の奥野滋子先生です 元々形成再建外科医から 患者さんの「痛み」をとる麻酔医をしています その後医療の限界と人間の無力に気づき 緩和ケア医になりました 今まで読んだ緩和ケア医の先生の本に共通するのは 「死」は医療の敗北と教えられた医者が そうではなく患者と共に生きる医者を目指している事です 緩和ケア医だからこそ言える 「お迎え」現象について実例を交えて書かれていました 戦前の日本では自宅で看取ることで 「お迎え」はよくあることでした。 それが今は「死」を前提にした生き方ができにくいのです 一般的に自然と一体感のない職業の人ほどその傾向が強いそうです そうかも知れませんね 「お迎え」現象は、 穏やかな死へのイメージトレーニング。 悲しみは乗り越えるものではなく 悲しみ、寂しささえも自分の一部として生きていく 悲しみを抱いて生きていく 本を読み終えて、深くため息が出ました 病も辛い。 しかし、理由は様々ですが即死には この「お迎え」の時間もないかもしれない 何て深く考えてしまいます。 でも何時もわが心に息子はいますからね その様に心から思えるには時間がかかりました 多くの人に助けられてです。 本当に感謝ですね 明日は孫を連れて動物園に行きます 【楽天ブックスならいつでも送料無料】「お迎え」されて人は逝く [ 奥野滋子 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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