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カテゴリ:本・記事より
こんばんは。
台風が進路を変えましたね 気圧が下がると片頭痛が出る私。 夕方には薬を飲んでゴロリ これで楽になりました 新刊で図書館にリクエストをしましたら 購入してくださいました これから皆ぶつかる問題、予算が少なくても有り難い 国の政策は高齢者を医療から介護の世界に誘導してるようです 大学病院の癌患者会などに参加していると その辺の事が垣間見えてきます 実際抗がん剤の治療で 急性期病棟などに入院していると 看護師さんの詰め所には 何人もの高齢者を車椅子で並べ 一斉に食事介助をしている場面を何度もみました 又認知症がある方がコールを頻繁にするため 他の患者さんの点滴が遅くなるなど 見ていて大変でした 部屋が分からなくなる認知症の方は ご家族が部屋の入口にお人形をぶら下げていました この本は名古屋認知症鉄道事故裁判の詳細も書かれていました 家族が大切な人を必死で介護していても この様な悲しい結末になります 現状では介護保険あってもサービスなし 在宅介護の限界とまで書いてあります 綱渡り的な在宅介護 現場で働く介護者の声や ヘルパーさんの声 足りない介護の担い手 日本では男は外で働き、 妻は嫁としてケア労働の引き受け 「無償のサービス」として社会的評価も低い つまり嫁は介護、看護して当たり前 今でもその延長が多い 我が家でも主人の兄弟は 義母の介護が必要になったら 今までよく来ていたのに、さっぱり来ない それどころか、 「兄貴だから親の面倒を見るのは当たり前」だって 「介護の社会化」を進めるために 世代を超えた連帯が必要し、 支えあう意識を取り戻すことが 今強く求められている 「在宅介護」は要件がなければ 家族が疲弊し継続は難しい 以前在宅医療を専門で有名な中村先生の講演をお聞きしました 在宅医・訪問看護師・訪問介護士・薬剤師・栄養士とチームで 独居でも看取りが出来る体制がありました 義母の場合、 月4万の年金で介護保険は限度額使えても実費がでる 私も主人も働かないと毎月オーバーする介護費用が払えない でも私も主人も今のところ 癌の再発もないのでそれだけでもまし 今を元気で生きれたらね 興味のある方は是非どうぞ 介護漂流 [ 山口道宏 ] 応援しています にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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