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http://www.asahi.com/business/update/0619/TKY200806180354.html
2008年6月19日3時4分 化学肥料の約6割のシェアを持つ全国農業協同組合連合会(JA全農)が、主要な肥料の販売 価格を7月から現行の1.5~2倍程度に値上げする方向で最終調整していることがわかっ た。原料のリンや窒素などの価格高騰が理由。今後、農産物の価格にも影響する可能性があ る。 全農は原則的に毎年7月に肥料の価格を改定している。値上げは今回で5年連続。73年の 第1次石油危機時に品目によって30~40%値上げしたが、今回はそれを上回る過去最大の 上げ幅になる。農林水産省によると、生産費に占める肥料の割合は約1割で、値上げは農家に とって大きな負担となる。 全農は近く値上げ幅を発表する。ただ毎回、肥料の価格そのものは公表していない。農水省 の資料などによると、様々な肥料を混ぜ合わせた「高度化成」という主要な複合肥料の場合、 価格は20キロあたり2100円程度(06年)。倍になると4千円を超える。 中国やインドなど新興国の食糧需要の急増に合わせて、世界の肥料の需要も増加。肥料の3 大要素であるリン、カリウム、窒素の国際価格も急騰している。日本は原料のほぼ全量を輸入 に頼っているが、リン鉱石の有力な生産国である中国は、国内分を確保するため輸出税を課す などして輸出を規制している。 肥料価格の高騰は、ローマで今月開かれた「食糧サミット」でも、食糧問題に深刻な影響を 与えていると指摘された。(吉村治彦、小山田研慈) (引用ここまで) 5月に予告していた通り、大幅値上げが来ました。ここを見ている人は5月に買っているこ とと思います。私も千代田化成を買い込みました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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