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Lake Moraine ~Book Cafe~

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2009.11.07
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Book OFFを うろついていて 
はたと 気がついたこと
ねずみ「国盗り物語 大々好きだったけど 
 斎藤道三編で燃え尽きて 
   織田信長編を読んでいなかったびっくり」と

正直言うと 第二巻で 完結と
 思い込んでたというのが正しいです。

それぐらい 第一・二巻は
 めったやたらに 斎藤道三がかっこよく
最初に読んだ学生時代から ウン十年たっていても
 どんだけ道三に惚れ込んだかは
 いまだに記憶に刻まれています。





美濃を征服した斉藤道三は義理の子義竜の反乱に倒れたが、自らの天下統一の夢を女婿織田信長に託していた。今川義元を奇襲して鋭鋒を示した信長は、義父道三の仇を打つべく、賢臣木下藤吉郎、竹中半兵衛の智略を得て美濃を攻略した。上洛を志す信長はさらに畿内制覇の準備工作を進めてゆく…。信長の革命的戦術と人間操縦、その強烈な野性を、智将明智光秀を配して描く怒涛編。


さて この第三巻

織田信長編なので 
信長中心 さらに 
後の秀吉こと木下藤吉郎との話が中心かとおもいきや

前半は 信長の幼少時からの奇矯な性格の逸話から始まり
美濃から 道三の娘 濃姫の輿入れ
 それにともなっての 義父道三との深まる交流が描かれ

道三が 息子(実は前領主土岐頼芸の実子)に討たれてからは

話の大半は 明智光秀の視点となります。

濃姫の従兄弟とも言われる 明智光秀

私は 勝手に 濃姫の輿入れの時か
道三が 倒れた後に とっとと 
信長の家臣になったんだろうと 思い込んでましたが
全然違ったのにびっくり

明智家は 美濃の名門ではあったものの
道三を指示する姿勢をくずさず
道三亡き後も 抵抗を続けた果てに
 城もおとされ 一族離散

長く 過酷な 浪人生活おくるはめとなり

 足利将軍家を 再興することを
おのが正義とし 自分の才能を
いかんなく 発揮できる場所を得ようと

西へ東へと奔走し また着実に
 成果をあげながらも それが
なかなか 自身の 地位の確保につながらない
という 焦燥に駆られる姿が描かれます。

 光秀のかなりの活躍が描かれるのですが

どうも 地味というか そつが無さ過ぎとでも
いうのか 盛り上がりに欠ける印象を持ちました。

道三、信長、藤吉郎と 
いった個性的な面々の 間にあって

明智光秀という 人物は
 生まれ良し 才覚あり 努力を厭わない
 野心も十分あるけれど
 第一は 正義(足利義輝の上洛)を果たすこと
などなど

 優等生このうえない姿が
    迫力にかけてしまうのかなと
      つらつら考えてました。

とはいっても

斎藤道三の二人の弟子(一人は光秀自身)の
 もう一人と 称される 織田信長への
  侮蔑、興味、反発、様々にいりまじった
感情が どのような変化を遂げ

 本能寺の変 へと 繋がっていくのか
第四巻が 楽しみです。


しかし 凡庸ではけっしてないけれど
 どこか 印象薄い 明智光秀を

 禍々しいほど怪しくて狂信的な
   こんな素敵な(おいっ) 人物  
    ↓
明智光秀.jpg


 に してくれた 
戦国BASARA って すごいやぐー





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最終更新日  2009.11.07 16:58:24
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