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クオリアと意識について#170~173*知性、論理、思考、意味、イメージ、意識、心、本質、質、味わい、価値、生物、世界、宇宙、などの研究*イメージ思考でいこう* クオリアと意識について さて、 意識について考える際に重要なことのひとつは、 「意識」、と、「意識内容」、を混同しないことです。 特に、 人は、自分についての「意識内容」を自分である、とみなすことが多いのです。 ところが、 自分というのは、自分についての「意識内容」ではなくて、「意識」、なのです。 そのことも含めて、「意識内容」を意識し味わうところに自分という存在があるのです。 ここは少しむずかしいかもしれませんが大切なポイントです。 「意識」をコンピューターでたとえると、自分という「意識」は、表示装置(画面)というか、表示装置の働きというか、表示装置に起こる現象というか、それ以上は例えられませんが、そういったものなのです。 その表示装置として、ここでは、プロジェクターとスクリーン、をもちだしましょう。 基本的にはどんな表示装置でもいいんですが、プロジェクターが例えとしていちばんすっきりしそうですから。 プロジェクターというのは、投射映像装置のことで、スクリーンに映像などを映しだす機器のことです。 いちばんなじみの多そうなのは、映画館のそれですね。 レンズのついた装置からスクリーンに映像が投げ映されます。投映されます。 そのスクリーンでの現象が、「意識」を例えるたとえとして、最適でしょう。 で、 コンピューターの画面としてプロジェクターとスクリーンを使う、とするわけです。 それ以上によりよい例えの候補は今のところみつかりません(あとにだす予定の「池」の例えには、知性的なものを組み込めない)。 そこでは、 コンピューター本体の演算装置(計算装置)や記憶装置・そのほかの情報処理装置など(以下、情報処理の機能の部分と呼びます)は、脳の中の情報処理・記憶や知性的なもの・そのほかの機能(こちらも情報処理の機能の部分と呼びましょう)の例えとなります。 注)肉体的なものの例えも可能です。例えば、ウェブカメラは目、マイクは耳、など。 コンピューターの情報処理の機能の部分で処理された情報は、プロジェクターでスクリーンに投映(投影)されます。 そのときスクリーン上に、映像が生じます。 それを、スクリーンが、その映像を意識し味わった、とみなす、そういう例えです。 意識の主体をそうやってスクリーンに例えたわけです。 それ以外に、有効な例えは今のところ見いだせていません。 そのスクリーンが、自分という「意識」があるところの「意識の主体」にあたるわけです。 その例えで、意識の主体には、情報処理の機能がついていないことがおわかりだと思います。 意識の主体は、意識し味わうだけの機能・働きだけをもっていて、そのほかのものは有さない、ということです。 先ほどの、自分についての情報を、自分である、とかん違いすることが多い、というのも、その例えでわかると思います。 自分のすがた形がこれこれだから、自分の境遇がこれこれだから、自分の今までの経験・記憶がこれこれだから、自分は自分なのだ、と思う・感じる・断定する、といったようなことが普通一般になされているけれども、最も本質的なところで、それは間違いであって、意識の主体が自分なのである、ということです。 そういった三つの例にしても、それらは結局心の内容となり、それが「意識の主体」に送りこまれ「意識内容」となるわけです。 その意識内容を意識し味わう「意識の主体」こそが自分なのです。 もっとも、今現在においては、そういった情報(自分という肉体と心についての・肉体と心がたどってきたことについての情報)を、自分である、とみなすのは、間違いではなく正しいことといえます。 しかし、そういった自分についての情報は、一時的なものであって、そのうちさっさと変わっていくのです。 たとえば、 自分の意識の主体を他人の意識の主体に入れ換えれば、その他人が、今までの自分についての情報を自分であると意識し味わうことになる、そういったことも起こりうるのです。 自分の意識・意識の主体以外は、すべて変わりうるし、変わっていきます。 正反対にもなっていきます。 そのことは、帰納的に導き出されてきたわけですが、その具体や根拠は既にあちこちに記しました。 かなり前にでてきた「変換」についてもう一度考えるにあたって、 「意識」「意識の主体」を池に例えてみましょう。 池に小さな小石をたくさん投げ入れると、水面にさまざまな波紋が生じ、波の芸術のようなものができます。 その水面を意識の主体(意識の器)とすると、その波の芸術を、その意識の主体が意識し味わうわけです。 その波の芸術というのは、意識内容の例えです。 その意識内容というのは、人間の脳がさまざまな情報処理をなし、それらをなんらかに変換して、送り込んできた心的内容です。 先に述べた、並んだビー玉の様子での変換の例えと並んで、この池の例えも何らかに役立つかもしれません。 たとえば、分離されたバラバラの情報たち(多くの局所的な情報たち)を意識の主体にそのまま送り込むと、自動的に総合・統合されて本来の心的内容~意識内容に変換される・まとめられる(非局所的にされる。一体性・全体性をもたされる)、というシステムの例えとしてそれは成り立っているでしょう。 それについて今の科学的知識で考えられることとしては; 脳のニューロンたちが局所的に(場所的にも時間的にもばらばらに。<時間的にはさほどでもないが>)活動しており、 それらの電位(あるいは加えることの、それに伴う磁場)の変動によって、 それを覆っている(あるいは離れていてもなんらかに関係づけられている)「意識の主体(器)」にそれら情報が伝えられる。 つまり、 意識の主体は、電場(あるいは加えることの磁場)の変化に感応する存在である。 ということは、意識の主体は、電場と磁場を変動させることのできる存在でもあるだろう。 どこかで述べた「知性体」についても同様に考えられる。 つまり、「意識の主体」と「知性体」は、脳と情報の双方向のやりとりができる存在なのだろう。 今の科学的知識を離れて考えると; そういった「意識の主体(器)」というのは、いまだ確認されていませんね。 世界中の言語の中に存在する(といっても推察ですが)単語・概念「霊魂」「霊」「魂」といった存在なんでしょうか。 先に詳しく書いた「意識の器(主体)」の在りよう、それは現在の科学に則って提示したのですが、それは「霊」「魂」などと一致するのでしょうか。 さて、 そこらをどうやって数学的に記述するか、ということについて考えてみましょう。 池の水面の波紋について; それは、時間経過を伴った、中途半端な三次元の世界、という感じです。 それを時間経過を伴った本格的な三次元(あるいはそれ以上の次元)としてモデル化したいのですが、 それは、先に提示した「意識の主体(器)」のモデルと同じになるでしょう。 で、 変換については、既に述べたとおりです。 難しいですね。 そういったふうにして、意識やクオリアについて (時間ぎれにつき続く。イメージスケッチです)(未構成です。推敲してません) ((再掲) (世界が恐慌に突入するのは、そう遠くない、という感じですね) (世界中の人々の精神的借金の総量が膨大になりすぎていて、多くの人々が、自由に物を買い、普通の生活をおくる資格がなくなってきていると考えられます。 よって、経済的混乱、インフレと恐慌が同時に起こるスタグフレーションなどが発生することになっていくかもしれません。同じ理由で、世界的大混乱・戦争なども起こることになっていくかもしれません) (このブログの内容は主に、「質の科学」という科学に基づいたものが多いのです。 質の科学は、人間の体験の質を扱います(体験の質は無数にある)。それは、「意識」「意識につく変化」などを中心に考える科学で、人間の体験についての法則や、転生までをも導きだします。それらが、科学的にほぼ証明されているのです(100パーセント検証されているとはいえませんが)。 さらに、そこから、個人、団体、社会、国、世界などの法則も導かれます。 詳しくお知りになりたい方は、検索窓でどうぞ。 キーワード:私の霊魂研究の道のり。質の科学。質時間。精神的借金。意識。 精神的貯金。科学的カルマ。ギブアンドテイク。哲学。 などなどです) (再掲) (政府の財政を破綻させない方法) (政府が次のことを行う 製品本位制をとる 科学・工業・生産技術を囲い込む 宇宙開発(月や惑星を開拓して、住居などをつくる)を目指し、将来のその成果を現在において債権化して売り出す 名誉を売り出す 生活に不自由のない社会にする お金を持っていても使い道がない、という社会にする(もうなんでも持っているから、と) 種々の多くの競技会を催し、人々に多くの名誉・栄誉をもってもらう お金儲け以外の素晴らしいことを行うのが最高だ、という風潮の社会にする) (詳しくは、明日以降に。前にも一部記載しました。検索窓でどうぞ) (しかし、それらを実行しても、我々日本人の、精神的借金の総和が大きすぎるので、うまくはいかないと思われますが) (私論・試論につき、無保証) (推敲してません) ) このブログの文章・内容のすべては、春楽天のオリジナルです(慣用的・常識的なものは除く。引用的なものはそうわかるように記しています)(世界情勢や将来の予想においては、さまざまな情報を得ながら行っています)。 このブログの著作権はすべて春楽天にあります(イラスト・イメージは除いて。トップページの、本やサイトの紹介文言の一部は除いて)。 それらの無断利用を禁じます。 宇宙人がでました(?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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