「多い」という形容詞はヘンなやつだ。
慣用として名詞を形容しない。
「多い人たち」、などと用いない。
そう使えば意味はわかるが、不自然な感じになる。
つまり、人出が多い、といったふうに叙述専用みたいだ。
で、普通、「多くの人たち、数多い人たち」となるが、それでも意味に含みがでてくる。ある範囲の中から、それだけの多さを強調しているようなところがある。
「少ない」にもそういったところがある。
「美しい」は自然に使える。
「美しい花」、「花が美しい」など。
そういったことは一応、慣用からくるが、なぜそういうことになったのか研究するのもおもしろそうだ。
今のところそれについて何も思い浮かばない。
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Last updated
2018.01.04 10:22:08
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