|
カテゴリ:カテゴリ未分類
おもしろい考え方☆壱の巻☆男も女性もイメージでできている☆その9
(意識や心・転生や質時間回帰などに関しては、最初は唯物論的に長々と論じ、遥かあとの方でそこから離れ、「心器・霊・知性体」「意識器・魂」を登場させている・・タネもシカケもないマジックがあるということが、非物質であるそういった霊魂的存在があるということの証明になっている) (「その4」から改題しますた「おもしろい考え方☆壱の巻☆男も女性もイメージでできている☆」に・・ ・・・なぜ改題しかというと、最初のタイトルは、女性にとって有利に働くと思ってつけたのだった・いわば賞賛。でも、「その4」をネットに載せたあたりから、んんん? これはいかん、女性陣が、その反対の意味にとる可能性も大きい、と気づいて、「男」も入れればちょうどいいや、ということで、改題したのじゃすた・・・しかしそうすると、本文中に大きく手を入れないといけないところsがでてきそうで、メンド草草メンド草になってしまった・・・) (この小説は、10年以上前に書いたものなので、現在と当時の時代背景についての食い違いがあるでせふ) の主体に置き換えると、自分でなくなってしまう。つまり、置き換え不可である。 一方、その他の機能たちは、置き換え可であり、どんなものたちに置き換えようと正反対のものに置き換えようと、自分の意識は変わらない。つまり、自分は変わらない・・置き換え可とは、変化可も含む。 と、まあ、こんなとこだな。どう? マリ」 と、建太郎はマリを促した。 「わあ、すごく参考になるわよ。かなりわかり易いなあ。ただ、なぜそうなのか、証明がないけどね」 と、マリは注文をつけた。 「うん。証明らしいのは、これから話すつもりさ。 それで、もひとつ、つけ加えると、意識の主体以外のすべての体の部分も、変化・置き換え可なんだよ」 と、建太郎は先に進む。 「ふーん、体もねぇ」 と、マリは思念を凝らす様子をした。 「だから、転生して、なにもかにもが違ってきても、それは自分なんだけどね」と言って、さらに、 「それで、ここまでのアウトラインの全体、少しはわかったかな?」 と、建太郎はマリの目を見た。 「最後のつけ加えは、ことばの意味だけはよくわかったつもりよ、内容はよくわかんないけれど。その前のアウトラインは、うーん、ところどころわかったような気もするけれども、初めて聞くことなんで、あんまりわかったとはいえないと思うわよ。 理屈としてはわかり易いところはあったけれどね。信じがたいってとこかしら。 でも、興味湧いてきちゃった。わかり易く、詳しく説明してよ」 と、マリは目を輝かせた。 「うん、いいよ。 それじゃ、今の順序じゃなくて、ちょっとくふうして、まず、転生の証明らしいのをやってみよう。 まず、自分の死後、自分の脳とまったく同じ脳をもった人が生まれてきたら、脳以外の、顔、姿形、は違っていても、それは自分だと認める? どう? マリ」 と、建太郎が少しむずかしい顔になって言った。 「えーと、なんだって? 自分とまったく同じ脳をもった人が生まれてきたらって?……、あたしの場合、それが男であってもってことも含めてのこと?」 と、マリが不思議そうに訊き返した。 「そうだよ、君の脳とまったく同じ脳をもった男が、きみの死後…もちろん君は長生きだろうけど…生まれてきたら、ということをも含めての問いさ」 と、建太郎はやさしく訊いた。 「うーん、……よくわかんない。両親も、まわりの人たちも、環境も、なにもかも異なるんでしょう?」 とマリは困ったような表情をした。 「そう、そうだよ」と、建太郎。 「そして、その男の人が、今の私と同じ二十二歳になっていたとして、……そしたら、経験も、記憶も、何もかもが違ってるわね」 と、マリは小首をかしげた。 「そう、そうだよ。それで?」と、建太郎。 「そしたら、その人、あたしであるはずがない、とあたし思うんだけど……」 と、マリは語尾を小さくした。 「じゃあ、君が生まれてすぐ、外国に養子に出されていたとしたらって考えてみて。 そしたら、まわりの人たち、環境、経験、記憶、考え方、すべてが違ってきていたはずだよ。 その場合の君と、今の君は同じか、そうでないか、どっちだと思う?」と、建太郎。 by西山浩一(C)(春楽天・世界人) Copyright(C) All rights reserved. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.10.05 10:11:29
コメント(0) | コメントを書く |