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市販の薬を使用する際、どのような薬でどのような副作用が起きる可能性があるのかは知っておきたいところ。冬に服用する機会の多いカゼ薬について調べてみました。


アスピリン　／　Aspirin
〇　解熱鎮痛成分として多用されており、胃腸障害や出血しやすくなるなどの副作用がある。
〇　アスピリンやその類似化合物によって、まれにぜんそくに似た発作を起こすことがある。
〇　子どもがインフルエンザにかかって解熱鎮痛薬を飲むとインフルエンザ脳炎・脳症を起こす危険性がある。よほどの高熱でない限り、子どもには解熱鎮痛薬は使わないのが一般的である。





リン酸ジヒドロコデイン　／　Dihydrocodeine phosphate 　
〇　呼吸疾患における鎮咳・鎮静、疼痛時における鎮痛、激しい下痢症状の改善などに使われ、ようはせき止めの成分で、便秘を引き起こしやすいという特徴がある。






抗ヒスタミン薬　／　Antihistamine
〇　鼻水を抑える成分で、炎症やアレルギーの薬にもよく使われる。
〇　強い眠気を起こすことがあるため、服用中は車の運転をしないなどの注意が必要。
〇　高齢者の場合は、尿が出にくくなったり、全く出なくなったりするほか、緑内障が悪化することもある。

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