772896 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

仕事で向き合う ランドローバー車との日々    Land World

仕事で向き合う ランドローバー車との日々    Land World

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

コメントに書き込みはありません。

Freepage List

Profile

Land World

Land World

2009.02.08
XML
ランドローバー車専用オイルって???

ランドローバー車に積んでいるV8エンジン。
ビュイックエンジンですか。3rdレンジやディスコ3には関係ない話です。

当店が思う能書きですから、気に障る内容があっても聞き流して下さい。

設計が古い、ピストンクリアランスが大きい、油圧ラインの設計が悪い為に潤滑に
不安がある、油圧・油量等のオイルポンプ性能に不安が有る。などなど、の理由により、
ランドローバー車にはやたらと粘度の高い、又は水あめの様なオイルの使用を進める
お店が多いと思います。

硬いオイルを入れると当然の事ですが、エンジン音が静かになります。
この現象はオイル交換した方には、良いオイルと思わせる事実としては絶大な信憑性の
ある事柄に思います。 良いデモンストレーションですね。

化学合成オイルはこのエンジンの設計時には無かったので、鉱物オイルの方がマッチング
が良い等、と聞く事が有ります。間違えでは無いと思います。

ですが?ですよ、オイルに求める物は潤滑性能が一番であり、フリクションロスの低減や
高温になっても切れない油膜の確保、(低温から高温域での安定した性能。)を考えて
使用オイルを選ぶべきですよね。

そうすると、化学合成オイルは現代の基準のエンジンに使用出来る物です。
とてもシビアなコンディションの中で使用する事を考えた規格で作られています。
ですから、粘度が合っていれば、今の規格のオイルの方が性能は良いはずです。
当然、少ない量のオイル被膜でも十分な潤滑が出来ています。厚い丈夫な被膜を作る為に、
粘度の高い鉱物オイルを選ぶ事。意味が分らないのですよ私には。

しかも高い割りに劣化する速さをテストすると、当然のごとく鉱物オイルの数値しか
ありませんし(ワコーズの研究所でのテストですから、どこまで信用できるかは分
りません。)でも、潤滑性能はりっぱな物があります。みんな良いオイルですよ。
粘度が高いのでエンジンの吹け上がりにも差が出ますし、音が出ているエンジンに入れて
音を静かにさせる目的しか無いように思います。すべては使う人の好みの問題になります。

排気量が多いので、水あめみたいなオイルや20W-50等の粘度のオイルを入れても
普通に回ります。音が静かになり、調子が良くなったように感じます。
ですから、うるさくなったエンジンにとっては良いオイルという事になります。
静かでスムーズに回る事が良いと思う方にはお薦めなオイルです。

でも、燃費やエンジンのフィーリング(パワフル感ですか。)では柔らかいオイルの方が
良いと思います。
分る人にはオイルの粘度により、エンジンの吹けが良くなったとか、悪くなったとか
指摘される事があります。こうなると達人の域ですね。

ちゃんとしているエンジンに柔らかいオイルを入れてもエンジンがうるさくなる事は
無いですよ。細かいノイズが耳につく事はあるかも知れませんが、オイルの粘度では
音の変化は少ないと思います。
オイル交換をしたから、新しいオイルの為に音が小さくなった。が本当でしょう。
異様に粘度の高いオイルを使用している時は、この限りでは有りません。

ギアオイルに付いては、粘度が高いとうなり音の減少効果は大きいと思います。
循環させて潤滑させるオイルと、オイルに漬けて潤滑させる使い方の差でしょう。

当店ではワコーズオイルを使用しています。3~4千キロで交換している方では、今までは
エンジンからの異音が発生する事はありませんでした。
過去にいろいろなオイルを試した事があります。安いオイルは3千キロ以内に交換を
しないと、エンジンから異音が出だすオイルが殆どでした。
でも、2千キロ位で交換すれば結構使えますよ。安くても。

エンジンオイルについては、ある程度のランク以上になると大きな差は無くなってきます。
あとは、各ブランドの最高級オイルを使うと差を感じられると思います。

エンジンオイルは使う人の好みで選んでください。
そして、選んだオイルに合う使い方を実践してください。
オイル交換は2千キロから5千キロ位の間が基本です。
使用オイルで交換時期が決まります。

オイル管理は面倒ですが、メンテナンスの第一歩です。頑張ってください。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.02.09 01:23:34
[こんな質問が有りました!!] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.