772930 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

仕事で向き合う ランドローバー車との日々    Land World

仕事で向き合う ランドローバー車との日々    Land World

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

コメントに書き込みはありません。

Freepage List

Profile

Land World

Land World

2009.05.26
XML
フリーランダーの燃料フィルターの交換。? ディスカバリーやレンジローバーでは
ネット等でフィルターを販売しておりますが、フリーランダー用は見かけません。
何処に付いているのかも知らない方も多いのでは。

画像 691.jpg

燃料フィルター本体の写真です。

画像 686.jpg

これはフリーランダーの燃料タンク部分です。
穴の開いている所の奥にガソリンが見えます。
この穴の部分に燃料ポンプユニットが入ります。

取り外した燃料ポンプユニットです。
フィルターの一部が見えています。

画像 687.jpg

このポンプユニットはポンプ機能だけではなく、燃料のゲージと燃料フィルターが
一体になっています。
値段も高く、純正パーツで11万円位(税込み)します。英国には社外品も有ります。

画像 688.jpg

ユニット上部を外すとフィルターが見えてきます。

下はフィルターを外した所です。
2本のコードがつながっている所がポンプ本体です。こんな小さな物です。
ポンプ故障が比較的多いと聞きましたが、何故でしょうか。

画像 690.jpg

外したフィルターの中に残っていたガソリンです。(約9万キロ走行のもの。)
汚れでガソリンが黒くなっています。過去に濾過して溜まった汚れです。

画像 689.jpg

画像 562.jpg

上の写真のV8エンジン用のフィルターは容量が少ないので、6万キロ以内での
交換を勧めています。出来れば4万キロ以内での交換が良いのですが。
V8エンジンの方がV6エンジンよりも燃費の関係で濾過するガソリン量が違います。
排気量の差ですね。詰まるとポンプへの負担が大きくなります。カプラ-が溶けたり。

ポンプと一体式のフィルターは容量が大きいので、10万キロくらいでも詰まる事は
無いようです。

2000年以降位のV8エンジン車も、ポンプユニットにフィルターが組み込まれて
いるタイプになっています。
当然のようにパーツ代も高くなりました。

ディーラーでは、フィルター交換の必要は無い、との判断をしている所も有るようです。
でも、10万キロ以上走っている車では交換しておいた方が良いのでは、と思います。


☆ご注意
*専用工具の無い方は、燃料ポンプユニットを自分で外さないで下さい。
*ポンプ本体はリングでタンクに止めています。
 このリングを締めこむ工具が無いと、後で取り付ける時に大変な思いをします。
 外すのはとても簡単です。
*出来ればディーラーで作業して下さい。
(この程度の作業の場合、ディーラーに依頼しても金額は変わらないですよ。)
*専門店でもこの工具を持っている所は少ないです。確認してから作業依頼して下さい。
 そんな物無くても出来ると言うかもしれませんが、当店では無理でしたので
 工具を購入致しました。(特殊工具は通常国内では買えません。)

頑張れば取り付け可能ですが、専用工具を使用しないで取り付けたものは殆どが
走行中に外れます。(何回も経験しました。)

素手での取り付けでは絶対に締まりきりません。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.05.26 11:40:06
[修理・メンテナンス] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.