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カテゴリ:修理・メンテナンス
フリーランダーの燃料フィルターの交換。? ディスカバリーやレンジローバーでは
ネット等でフィルターを販売しておりますが、フリーランダー用は見かけません。 何処に付いているのかも知らない方も多いのでは。 燃料フィルター本体の写真です。 これはフリーランダーの燃料タンク部分です。 穴の開いている所の奥にガソリンが見えます。 この穴の部分に燃料ポンプユニットが入ります。 取り外した燃料ポンプユニットです。 フィルターの一部が見えています。 このポンプユニットはポンプ機能だけではなく、燃料のゲージと燃料フィルターが 一体になっています。 値段も高く、純正パーツで11万円位(税込み)します。英国には社外品も有ります。 ユニット上部を外すとフィルターが見えてきます。 下はフィルターを外した所です。 2本のコードがつながっている所がポンプ本体です。こんな小さな物です。 ポンプ故障が比較的多いと聞きましたが、何故でしょうか。 外したフィルターの中に残っていたガソリンです。(約9万キロ走行のもの。) 汚れでガソリンが黒くなっています。過去に濾過して溜まった汚れです。 上の写真のV8エンジン用のフィルターは容量が少ないので、6万キロ以内での 交換を勧めています。出来れば4万キロ以内での交換が良いのですが。 V8エンジンの方がV6エンジンよりも燃費の関係で濾過するガソリン量が違います。 排気量の差ですね。詰まるとポンプへの負担が大きくなります。カプラ-が溶けたり。 ポンプと一体式のフィルターは容量が大きいので、10万キロくらいでも詰まる事は 無いようです。 2000年以降位のV8エンジン車も、ポンプユニットにフィルターが組み込まれて いるタイプになっています。 当然のようにパーツ代も高くなりました。 ディーラーでは、フィルター交換の必要は無い、との判断をしている所も有るようです。 でも、10万キロ以上走っている車では交換しておいた方が良いのでは、と思います。 ☆ご注意 *専用工具の無い方は、燃料ポンプユニットを自分で外さないで下さい。 *ポンプ本体はリングでタンクに止めています。 このリングを締めこむ工具が無いと、後で取り付ける時に大変な思いをします。 外すのはとても簡単です。 *出来ればディーラーで作業して下さい。 (この程度の作業の場合、ディーラーに依頼しても金額は変わらないですよ。) *専門店でもこの工具を持っている所は少ないです。確認してから作業依頼して下さい。 そんな物無くても出来ると言うかもしれませんが、当店では無理でしたので 工具を購入致しました。(特殊工具は通常国内では買えません。) 頑張れば取り付け可能ですが、専用工具を使用しないで取り付けたものは殆どが 走行中に外れます。(何回も経験しました。) 素手での取り付けでは絶対に締まりきりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.26 11:40:06
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