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カテゴリ:修理・メンテナンス
ヒーターレジスター?
エアコンのブロアーモーターの風量を調節するために必要な物。 風量調節レバーを動かし、ブロアモーターへの電気量をヒーターレジスターで調節して ファンの回転速度を制御するための物です。 レジスターですから抵抗ですね。 ![]() クラシックレンジはこんな形をしています。 ひと目でわかる通り左側が新品です。 ![]() ここに付いています。 これではイメージ出来ないと思います。下の写真を。 ![]() なんという事か、カバーはありますが車外に付いています。 ボンネットとフロントガラス下のカバーを外してやっと見える所です。 多分、雨の日の走行中には雨水が掛かります。 2枚目の写真でレジスター本体が錆びているのが分ります。錆びている所が断線した ために、ファンが最大風量の所だけしか反応しなくなります。 殆どの車ではレジスターは室内側に付いているのですが。 最終型のクラシックレンジは例外ですが、もう1つヒーターモーター専用のレジスター が室内に付いています。こちらの物は殆ど故障はしないと思います。 この型のクラシックレンジはクーラー用のファンとヒーター用のファンが独立して 付いています。 写真のレジスターでクーラー用のファンとヒーター用のファンの両方を制御しています。 ですが、ヒーターモーターの所にもう1つ別のレジスターあり、そのレジスターから ヒーターファンモーターへ電気が流れてファンが回ります。 クーラーファンは正常に動いている状態で、ヒーターファンの風量調整が出来なく なった時に、ヒーター側のレジスター交換をするように言う店が有ると思います。 ですが、基本は写真のレジスターを点検してから交換部品を判断してください。 ほとんどこちら側のレジスターの方が駄目になります。 ヒーターファン側のレジスターを外すにはヒーターユニットを外す事になるので、 下の写真の様にダッシュボードを外す事になります。 ![]() レジスターとファンモーターはセットになっています。外したヒーターユニットも ここまでばらして交換する事になります。 下の方にあるモーターから出ているハーネスにレジスターが繋がっています。 モーターの不都合の時はここまでの作業になります。 ![]() レジスターの故障の時は、最大の風量の時にしかファンが回らない。これが特徴です。 何をしてもファンが回らない時は違う原因です。 見立てが間違うと、とんでもない事になります。 ヒーターのブロアモーターとレジスターの写真がありましたので追加しておきます。 グリーンの筒のように見えるのがレジスターです。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.28 00:37:12
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