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カテゴリ:修理・メンテナンス
TD5エンジンの燃料系のパーツです。 燃料漏れが発生しやすい所です。 エンジンの取り付け面側です。少し歪が有るかも。。 黒い板状の物はガスケットです。 これだけ交換でも良いのかな。と思いましたが、あまり持たないとパーツ屋さんに 聞いたのでそっくり交換しました。今後もそうする予定です。 交換後の写真です。エンジンの側面に付いています。 ピカピカしている所が交換したパーツ部分です。配管も含まれています。 全体像の写真です。 パーツの位置関係が分りやすいと思います。 TD5エンジンはこのパーツの不都合で燃料漏れが発生します。 他はそれ程気にしなくても良い様な。。。 当店ではTD5エンジンの入庫は少ない方なので、燃料漏れの発生頻度が分かりません。 距離を走っている車の入庫も少ないですし、110ユーザー様は自分で直してしまう 猛者も多いようです。車いじりも趣味!の方が多いですね。 パーツの問合せはよく有りますが、修理のご依頼は少ない車種です。 皆さん頑張って下さい。 ちなみに、300TDIはこの燃料ポンプ本体から燃料漏れを起します。 円盤みたいな所から管が出ていますが、この管の取り付け部分の溶接(ロウ付け)の状態 が悪く、エンジンの振動ではがれて燃料漏れが発生します。 このパーツは最低でも一生に1度は交換する事になるパーツです。 社外部品の方が長持ちするような・・・気がします。 燃料のリターンホースも古くなると漏れが始まります。 ゴムホースだけを取り替えれば済む事ですが、純正品は金属管部分も付いた アッセンブリーパーツになり、とても高いです。価格は1.7万円位だったか。。 交換も面倒ですね。。。 勿体ないので耐油ホースで交換すれば充分です。 ¥2,000.-位のパーツ代で直ります。 300TDIとTD5エンジンンは本当にバランスの良いエンジンだと思っております。 しかし、TD5エンジンの方が性能的には良いと思いますが、エンジンコントロール 関係でコンピューター制御の割合が多い為に、調子を崩すと診断テスターが必要になる 事が厄介に思う事があります。 その点、300TDIの方が構造的には簡単で他のディーゼルエンジンと似ています。 トラブルが起きた時でも比較的に簡単な原因でのトラブルで修理はやり易いと思います。 おまけ 300TDIのエンジン内部の写真です。 ピストンの頭がえぐれています。この部分で圧縮比の調整をしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.13 16:43:18
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