これは地味に面白い作品です。 暴漢に襲われて記憶を失った男性のお話。 通常、記憶喪失の人間が出てきた場合 自分が何者かわからない不安感から ネガティブなイメージで描かれていると 思うのですが、この映画は違います。 すぐに住居や仕事を探すわ 恋愛はするわで、過去にはこだわりません。 もちろん自分の正体を知ろうとはするの ですが、ちゃんと“今”を生きるのです。 主人公以外の登場人物も 妙に淡々としていて、それがまたシニカルで いい仕上がりでした。 記憶があろうがなかろうが「今を生きる」 ことの重大性を訴えているのでしょうか? 違うかもしれません(笑)。 それでは・・・・。 2002年 フィンランド 日本語吹き替えあり
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Last updated
Jan 26, 2016 06:15:30 PM
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