■棒針針編み Tricot, tricot...
棒針針編みをはじめました。かぎ針編みもいいけれど、大きなもの、セーターやカーディガンなどは、なんだか棒針の方が自分には、しっくりとなじむのです。ただし! 棒針でカーディガンを編んだことがないので、レユニオン島と本土に半分ずつ住んでいる、夫の伯母さま(義父のお姉さん)に教えてもらうことにしました。毛糸の優しい肌触り。ウール100パーセントの温かい手触り。大好きです。ずっと前にやったことがあるけれど、すっかり忘れてしまっていた棒針編み。フランスの毛糸メーカー、phildor。色合いがとてもすてき。伯母さまの編み方、つまり棒針の持ち方は、むかし日本で習ったのとは違う・・・(驚。棒針をほぼ脇の下に挟むようにします。利き手の方をうごかし、もう一本はほぼ固定した状態で編み進みます。これはテテおばあちゃま、そしてテテおばあちゃまのそのまたお母さんやおばあちゃまのやっていたフランス本土のやり方。これを機に、わたしも伯母さまのやり方を習うことにしました。おばあちゃまから娘へ、そしてそのまた次のジェネレーションに。こういうおばあちゃまの知恵は大切にしたいと思う。伯母さまの、今の作成中のちっちゃなカーディガンは4歳の孫娘に。優しい気持ちと一緒に、心の温まるプレゼント。新しいやり方と、ずっとやってなかったために、失敗ばかりしてしまいました。その度に、伯母さまがほどいてやり直してくれました(汗。最初の作品はぬいぐるみのちっちゃなカーディガン。子供たちからの依頼です。伯母さまのおばあちゃま、(つまりテテおばあちゃまのお母さん)が、縫い物を伯母さまやテテおばあちゃまに教えるときにいつもいっていた言葉。Faire, défaire, c'est a travailler... 編んで、ほどいて(また編み直して・・・)、それが編み物というもの。編み方と一緒に伝わる、おばあちゃまの知恵。ふるい技術は技術だけが伝わるのではなくて、温かい心の交流とかけがえのない忘れがたい時間を思い出に残していく。人生も、おんなじかな。三歩歩いて、二歩下がる。やってみて、失敗して、またやりなおして。私も、こうしてちょっとずつ前進していければいいなと思うのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。