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カテゴリ:文学・芸術
今日も「忙中閑画」の「日々有情」からご紹介します。 牛の画です。 「風格堂々として 沈着 荘重 野趣とは、「ひなびた味わい。自然のままの素朴なおもむき。 こんな堂々として、素朴な姿に私もなれたらなぁと
次は、ちょっと哲学的な画です。 「いつか 崩れるとわかっていても 石をつみたくなるのが この積み上げられた石と蜻蛉が 三度目の流産の後 それまでの妻の心情は、私には推し量ることのできない 水子地蔵さんの前で、たまごボーロをお供えし 妻も私も自然とあふれるように涙が流れ その時に、和尚さんがお話してくださったのが 夫婦であっても、命の喪失に対する 妻はからだをとおして、リアルに感じる喪失感 私は、その妻を支えようとする想い そして、どうしても赤ちゃんとして対面したかった そんな、お互いになかなか向き合えない悲しみを抱えながら 父の言葉にもあるように、 人間である限り、この苦しみからは抜け出せない。 そこにこそ、大きな喜びと人間賛歌があるのだと思います。 こんなことを書きとめながら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月01日 23時58分25秒
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