羽を広げた孔雀への道このコーナーでは、サソリ改め「羽を広げた孔雀への道」と題し、Pinca Mayurasanaの練習方法をステップ別にご紹介したいと思います。Pinca MayurasanaはViparita Salabhasana(バッタのポーズ・フルバージョン)が基礎のポーズとなります。バッタのポーズをマスターするとやりやすくなります。 注意事項: 練習を行う前に、腰痛あるいは腰の疾患のある方、妊娠している方、ここ半年のうちにお腹の手術または帝王切開された方、心臓病など重い疾病のある方は、このポーズの練習をしないでください。症状が悪化する場合があります。 上級のポーズを体験された方なら分かることですが、ポーズがアドバンスになればなるほど、ご本人がその段階に達しておらず見切り発車すると事故や故障の原因となります。いきなり最終段階のポーズに入るのではなく、ステップ練習をそれぞれマスターしてから、最終ポーズの練習に入るようにしてください。 ステップ練習は、ただの訓練ではなく、最終段階へ向けてのウォーミングアップを兼ねています。ポーズができるようになった方でも、毎回必ずステップを踏んでから最後のポーズを行うことをお勧めします。 解剖学的アドバイス: Pinca Mayurasanaに必要な筋肉 腕の筋肉(上腕二頭筋、上腕三頭筋) 肩の筋肉(僧ぼう筋、前鋸筋、菱形筋) 背中の筋肉(脊柱起立筋) お腹の筋肉(腹直筋) お尻の筋肉(大殿筋) 胸の筋肉(大胸筋) 前腿の筋肉(大腿筋) 後ろ腿の筋肉(ハムストリング) Pinca Mayurasanaで重要となる関節(柔軟性) 肩 背中(脊柱) 鼠頚部 ステップ練習では、必要となる部分の筋肉及び関節を十分に温められるように配慮しています。できないと思う箇所があれば、重点的に練習しましょう。 まずはシャチホコへの道から行います。シャチホコまで練習したら、ステップ1へお進みください。 |