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ヴェーダがわかりたい INDIA A to Z

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2007.05.31
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カテゴリ:【D】
                 メディテーション♪



ディヤ-ナ(ディヤーンとも言います)はメディテーション(瞑想)の事です。
≪インド≫ディヤ-ナ(ディヤーン)→≪中国≫ズィエン→スィエン→シャンなどのどれか【?】(現代北京語ではチャン、ですよね?)→≪日本≫ゼン(禅)。
中国語がわからない上に地域や時代の違いによっても発音が複雑なので・・・昔々の中国語の部分は【?】です。

ディヤ-ナは古代に「ダルマさんが転んだ♪」で日本の子供達にも大人気、赤いダルマのモデルでもあるインド人のボーディダルマ(達磨大師)によって中国にもたらされ、遣唐使だった最澄(伝教大師)が中国で学んだ止観として来日、鎌倉時代の臨済宗や曹洞宗の成立以後に一般的に禅と呼ばれるようになったとも言われています。

張りぼてのダルマさんは濃~いインド顔、瞑想して坐ったまま寝ない時期もあったそうなので転ばない事のシンボル、少林寺の開祖、少林拳の始祖という伝説もおありになる方ですよね。
でも奈良時代には来日していたらしいインド人を模した石彫を、奈良県の飛鳥市でも見た事があるので真実の所は不明です。

ラージャ・ヨーガの究極の目的はディヤ-ナ(瞑想)。
最もよく知られているヨーガのアーサナ(ポーズ)は、インドの歴史的には本来長時間坐るための気力と体力を養うための準備段階として考案されたものなのだそうです。
ですからアシュタンガ(8段階)を省略して、いきなり瞑想に突入するタイプのヨーガもあるんですよ。
(ラージャ・ヨーガやアシュタンガに関しては、良かったらこちらを読んでみて下さいね。)

↓瞑想法のほんの1例はこんな感じ。

肩の力を抜いて背骨を真っ直ぐにして坐り、目を閉じてゆっくりと深~い腹式呼吸をしながら意識を外界から内側に向け知的なタイプの方は眉間に、情感的なタイプの方はハートの所に集中します。
そして1つ前の【D】のダーラナ(集中)でも書きましたように、何かマントラ(好きな良い言葉)を心の中で繰り返しながらまずは20分間くらいから始めてみます。
言葉が?ならば呼吸を数えてもかまわないですし、もっと続けられそうなら40分でも、60分でも、永遠にでもどうぞ・・・。

最初のうちは効果のほどがピンとは来なくても、取り合えず始める前よりはスッキリとリフレッシュしているのが感じられると思います。
それは何故かといえば【脳波】が遅くなってゆる~いビッグ・ウェーブを描き始めたから。

γ波(ガンマ波)・・・・・30Hz(ヘルツ)以上・・・・・興奮、怒り、恐怖
β波(ベータ波)・・・・・14~30Hz(ヘルツ)・・・・・ストレス、緊張、理性、思考、活動、不安
α波(アルファ波)・・・・・8~13Hz(ヘルツ)・・・・・リラックス、くつろぎ、沈着、安静、愉快、好調
θ波(シータ波)・・・・・・4~7Hz(ヘルツ)・・・・・・深い安心感、眠りに落ちる時、ぼんやり、無意識
δ波(デルタ波)・・・・・・1~3Hz(ヘルツ)・・・・・・熟睡中

人間って実は簡単、脳波で波動でその集合体でいろいろなナミナミのコンビネーションで出来ているみたいなのです。
(物理学の場の量子論では全ての事象がそうであると言いますよね。)
ところが複雑で尖んがったギザギザ・ウェーブを作るのも又実に簡単。
試しにちょっとムカつく事を思い出して興奮してみて下さいな、なんちゃって。

心が肉体レベルに翻訳されたのが呼吸であり、心よりもさらに微細な意識が脳波として現象化するようです。
ゆったりとした深呼吸をするだけでも気分は向上しますが、さらにマントラなどに集中して意識を内側に固定して行くと、ガンマ波やベータ波だった脳波がだんだんとアルファ波に移行して行きます。
そしてこのアルファ波状態ぐらいからディヤ-ナと呼ばれる状態が始まります。

ガンマ波・・・・・高密度の凝固
ベータ波・・・・・固体
アルファ波・・・・液体
シータ波・・・・・気体
デルタ波・・・・・素粒子(クォーク)

↑これはあくまで私の感じているイメージを表現してみたもの。

何でアルファ波が液体なのかというと油汚れなどを洗剤に浸しておくとオイルが浮き上がって来るように、瞑想中にはそれまで自分の潜在意識の中に凝固させていた波動が溶け出して浮上して来るからなのです。
この場合に起きている事を嫌って抵抗するなどのリアクションに走ると再び固まって潜在意識に逆戻り、冷静に客観的に忍耐強く観察し続けていれば自然に確実に浄化されて行きます。

何故ならそれらはただの波動で、単なるややこしくて複雑なナミナミに過ぎないから。
波動の溶解時には、まるで身体内で化学変化でも起きているような衝撃さえ感じる事があります。
(要するに嫌~なとてつもなく居心地が悪い感覚ですね。)
でも粗雑な波動が微細な波動に分解されると、どういうわけかクリエイティブな方向に使えるエネルギーに大変身してしまうから不思議です。

特に坐って瞑想しなくてもきれいな自然の中などの波動の清浄な場所に行くと、気持ちが良くなってアルファ波が出て来ますよね。
この脳波になると閃きの右脳が全開状態になり、全てがつながっている宇宙的な統一場とも同調し始め直感も鋭くなって来ます。
そしてこの宇宙的な統一場からは生命エネルギー(プラーナ)もチャージ出来るみたいなんですよ。





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Last updated  2007.07.29 08:12:12
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