[投資] 東証100,1000株単位に集約の効果は?
そういえば、東証が 「売買単位を100,1000株に集約していく」と発表しましたね。理由は「売買単位の多さが株式誤発注の温床との見方が広がっているため」とのこと。どうなんですかねぇ~。ちなみに、現在の東証の売買単位は1,10,50,100,500,1000,3000株の7種類。現在、売買単位が100,1000株以外の企業は東証上場企業の15%程度。らしい。そして、東証は証券会社からはすでに了承を得ているらしいです。また、100株で数千万円になるような高値銘柄の企業には株式分割を実施してもらい、個人投資家でも取引できる水準に調整することも検討するらしいです。ということで、大変なのは企業側ですね。いろいろ考えて売買単位や分割を決めてるはずですから。そもそも01年の商法改正で、売買単位は企業が定款で自由に定められることになったのに。ある意味逆行です。分割で対応できると言えばそうなんですけど、手続きが違いますし。確かに個人投資家としてはわかりやすくなるし、買いやすくなるので歓迎です。が、余計な企業負担を増やして利益圧迫要因になることはやめてほしいですねぇ~。買いやすくなっても、株価が下がったら意味ないですからぁ~。個人投資家を呼び込む一番の方法は「株価を上げる!」。これにつきます。なので、外国からの投資を呼び込むとか、企業の作業負担を軽くするとか考えて欲しいです。ほんと頼みますよぉ~。