吉美ワールド
アトリエ・ドゥ・吉美さんの4周年記念ということで、お花を持ってディナーをおよばれに行きました。4月に入りアワビ漁が解禁になったらしい。今回は天然黒アワビと伊勢エビがメインのお料理!両方同時にいただけるのは、4月だけ。さてさて、吉美ワールドの始まりです。・10種類の野菜を使ったテリーヌ 2種類のソースでなんとま~優しいお味。茄子、牛蒡なんか結構クセがあるのに、アクもとれて、さっぱりというよりは深がを感じられます。トマトのソースが絶品でした!4月のグランドメニューも野菜をたっぷり使ったお料理となっています。草食系なんて言葉が流行っていますが、女性には大好評の一品ですね。・活伊勢海老と甲殻類のジュレ本日のメインです。ジュレが?なんて侮るなかれ。正直ここ数年で一番旨いお料理でした。一口目、鼻に抜ける潮の香りで頭がくらくら~~。二口目、口に広がる海の旨味・深みにくらくら~。 まだあの余韻が残っています。写真では見えませんが、ジュレと一緒に肉厚の伊勢エビが下に潜っていました。こちらもプリップリで食べごたえ十分!肉や魚以上に主張しております。しっかし、見事な盛りつけ。テーマは「楽園」とのこと。納得。・天然黒アワビのロワイヤルスープロワイヤルスープとは日本で言う茶碗蒸しもどき。こちらにはアワビの胆が入っているとのこと。贅沢。このスープも冷やせば先の料理と同じジュレ状になります。ジュレが海を食べるという感じでしたが、これは海の旨味と更に、何か別の旨味を感じます。シェフ曰く、イタリアン、中華などは旨味に別の味をプラスして別の料理に仕上げるとのこと。一方、フレンチは旨味をとことん煮詰めて、その旨味を食べる料理らしいです。ローマは一日にしてならず。素晴らしいお料理です。・春野菜を詰めた真鯛のロティ吉美さんの売りは、「港直送の鮮魚が食べられる」こと。この日も美味しい肉厚の鯛を頂きました。鯛に詰めてある春野菜の優しい味がホッと心を和ませてくれます。イタリアン風のトマトのソースがアクセント!ベースのソースと絡ませていただくとこれまた別のソースに変身。魚をたべたきゃ吉美へ行きましょう。・国産牛フィレ肉のパヴュ モリーユ茸のソースでトリュフと並びフランスの高級キノコモリーユ茸。実にリッチな旨味が味わえます。春になればこのモリーユ茸がいただけるとのこと。香りが実に良く、これまた鼻に抜ける感覚が実に高級感を味わえます。なんというのか..。帰るまで鼻中からあの香り・旨味が取れませんでした。お肉もジューシーで肉の旨味を堪能できました。パンと一緒に食べると最高!・ココナッツ風味のブロマンジュ甘いというより、すっきり爽やか系です。プルル~ンの食感が女の子に受けるでしょう。結構ボリュームもあって甘党の私には嬉しいです。手作りパン・コーヒーはおかわり自由。どの料理もソースが美味しいのでパンは3つ位いけそうです!店内はこんなに素敵! ちょっと高級かな~なんて思わないでください。ランチは1,000円からやっていますから、へんな冷食なんか食べさせる所より絶対お得!全て手作り。本格フレンチが1,000円から食べられます。「アトリエ・ドゥ・吉美」住所:宇都宮市今宮4-4-37電話番号:028-659-7557定休日:毎週水曜日、第一木曜日営業時間:11時30分~15時(L.O 14時) 17時30分~22時(L.O 21時)