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みえちゃん☆@ Re:翡翠の行方◎(03/06) 昨日はとてもいい日でしたね~♪ この写真…
心の風@ そうですよね!! すごい分かります。 話すだけで、半分以…
2019.02.06
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カテゴリ:つれづれ
rblog-20190129165051-00.jpg



昨年7月末、
愛猫ぷっちゃん(ぷちこ)の様子がおかしいことに氣がつきました。


食欲が落ちて来ていて、なんとなくしんどそう。

どうも口が痛そうで、よだれも多く、ごはんが食べにくいよう。

いつものカリカリは食べられなくて、ぺースト状のご飯やチュールしか受け付けなくなりました。


口内炎か?
歯肉炎か?
はたまた単なる夏バテかも?

ところが、いつも通っていた動物病院では口の中の診察が出来ず、その時点では、はっきりした原因は分からず、
栄養剤等の注射だけをして帰りました。

口のなか、診察できませんって、、、
そら、その病院アカンやろ~(((^_^;)
と、別の病院に。


二軒目の動物病院で、何とか口の中の診察をしていただきますと、
「口の中が真っ赤です❗」
と言われました。

でも、レントゲンでは
臓器の異常なし。

ほっと胸を撫で下ろしました。

歯肉炎と診断され、歯肉炎のお薬を飲ませていました。

歯肉炎がひどいと抜歯も考えないといけない。
とのこと。



しかし、夫はなんだかわからないけどモヤモヤした感じがあると、
歯肉炎でないような氣がする、と
ネットで色々調べ、一週間後、また別の動物病院に連れて行きました。



三軒目の動物病院では、悪戦苦闘の末、(看護師さんに噛みついた~)

初めてしっかりと口の中を診察することができました。




「舌癌」と診断されました。

舌の真ん中が壊死している、と。


舌の癌は手術ができないこと。
舌の癌は死亡率が90%以上だということ。
昨年、同じ病気の猫が発症して四ヶ月で亡くなったこと。

このままでは、どんどんモノが食べられなくなり、ぐったりと衰弱していき、
最期には「安楽死」を考えないといけないこともある、
とのこと。

「覚悟をしてください。」

もう、私たちは頭の中が真っ白になりました。

いっぱい泣きました。

もしかしたら、家族の病氣を受けてくれたのかも、、、。

そう思うと、ますます泣けて泣けて仕方がありませんでした。




心の底から感謝して、
そのときから、家族みんなでぷっちゃんの介護が始まりました。

定期的に病院に連れていき、お薬と栄養剤を投与してもらいます。


ごはんは食べられるならなんでもいいから食べさせて、というので
ささみもお魚も離乳食のように
柔らかいペースト状にしました。

チャウチュールならよく食べるので、山ほど買ってきました。


それでも、元氣はなくなってくるし、どんどん体重は減り、薬の副作用でフサフサの毛はどんどん抜けて、
毛づくろいが出来ないので、身体は汚れていくし、歯で自分を噛みまくり傷だらけ。

みんなで代わる代わるシャンプーしたり、ブラッシングしたり
「毛づくろい」していました(笑)

自分で「毛づくろい」出来ないことは、とてもとてもつらそうでした。


いつもいつも「食べたいよ~」
とキッチンで鳴いていました。

今まで絶対にしたこともなかった、ゴミ箱をあさったり、冷蔵庫に入ろうとしたり、お仏壇の御供えを食べようとしたり、、、
そのような行動が増えていきました。


食べたいんだな、
生きたいんだな、
そう思いました。

12月中旬には注射器での食事になりました。


医師には
「年内はもたないでしょう」
と言われていて、
12月に入った頃には
「12月までよく持ちましたね。」

というような状況でした。


ぷっちゃんの9歳のお誕生日は大晦日、12月31日。
「迎えられるかなぁ」
「迎えられたらいいなぁ」
祈るような氣持ちで介護してきました。




今、2019年1月21日
ぷっちゃんは延命しています。

なんと、一月初旬の診察では、舌の真ん中から先はすっかり取れて無くなっていたのです。

「もしかしたら、癌も一緒に取れたかもしれません❗」
と言われました。

ええ~(@_@;)
そんなこと、あり得るの~?


信じられないけれど、今、ぷっちゃんは元氣です。

毛は抜けてるけど、
傷だらけだけど、
自分で食べられないけど、
注射器で給餌しないといけないけど、
、、、

発病当初よりもまだ元氣なんです。
~\(^o^)/


舌がない、という障害を負って
これからも私たちの家族として生きていくことができるかもしれません。

家族の祈りが通じたのかなぁ~

ぷっちゃんが
「まだみんなと一緒にいたい」と願ったのかなぁ~


いいふうになるように。
そう念じての、今です。


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(赤ちゃんのころ)
………………………………………………………………

この記事を書いた4日後、ぷっちゃんはぐったりと元氣がなくなりました。

注射器での給餌も受け付けなくなりました。


そして、8日後、ぷっちゃんはお父さんの腕に抱かれて天国に行きました。

私の姉のお葬式の次の日でした。

1月29日。いい肉球の日。


朝おきてすぐに様子を見ると、けいれんをしていました。

すぐに、お父さんに抱っこしてもらいました。

しばらくすると、

にゃ~
にゃ~
にゃ~
にゃ~

とか細く4回鳴いて、息を引きとりました。

最後の力をふりしぼって、家族四人の名前を呼んだのだと思います。


ぷっちゃん、がんばったね。
いっぱいいっぱい、がんばったね。

天国でおもいっきり毛づくろいしてね。

うちの子になってくれてありがとう。
家族に癒しと優しさを与えてくれてありがとう。
また絶対会おうね。

ありがとう。
大好きだよ。

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火葬をお願いした車のナンバーは
「1231」
ぷっちゃんのお誕生日でした。


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私たち夫婦の銀婚式の日にやって来たぷっちゃん。
9歳になったばかりでした。
素晴らしい幸せな日々をありがとう。







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Last updated  2019.06.23 11:09:26
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