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カテゴリ:つれづれ
少し前になりますが、ニュースで、
北海道札幌市の市街地に出没したヒグマが、駆除されたと載っていました。 「駆除」=射殺です。 「駆除」…なんですね。 いつもいつもこのようなニュースを目にする度に、心が痛くなります。 猪が、猿が、鹿が、、、、 畑を荒らす、作物を食べ散らす、人に危害を加えるかもしれない、、、 そのような名目で、駆除=射殺することがあります。 丹精込めて育てて来た作物の収穫を前にして、被害に遭われた方にはもちろんお氣の毒だと思います。 もし怪我をされた方がおられたのなら、心よりお見舞い申し上げます。 ですが、もっともっと大きな視点でみたときに、私は複雑な心境になります。 そもそもは動物たちが住んでいた野山に、「開拓」と言う名のもとに、ここからここまでは私の土地、としていきなり勝手に家を建て畑を耕したのは人間。 動物達の立場にたったとき、たまったもんじゃないと思うのです。 いつもたくさん実を付けていた樹はどんどん斬り倒され、川は汚され、小動物はいなくなってしまう。 熊たちは食べるものが無くなってしまったのです。 メスだったそうです… 子熊がいたのかもしれない。 私は少しおかしいのかもしれないけど、あまちゃんなのかもしれないけど、いつもそんなことを考えてしまう。 自分も肉を食べるし、野生の動物に襲われたら怖いです。 だけど、だけど、 もっと上手に共存共栄が出来ないものか。 私たちはけして忘れてはいけないと思うのです。 地球上にはもっともっと多くの生き物が住んでいることを。 私たち人間が一番偉いわけではないことを。 少なくとも、そういう氣持ちを忘れずに、動物たちにも感謝とお詫びの心を持って、今を生きていきたいと思っています。 *~追記~* ・昨今のアマゾンの大規模火災はいまだに消火しきれず、発生から数ヶ月たった今でも、マスコミではもう報道すらされていませんが、3秒に東京ドーム一個分の森が焼かれていると言います。 原因は人間の放火です。 先進国のための大豆等の畑にするため。 貴重な生物、植物を絶滅に至らしめるだけでなく、 生きるために必要な酸素を吐き出してくれる植物を無くすことが、何を意味するのか。 自分で自分の首をしめている。 人はここまで愚かになってしまったのか… 悲しくて、辛すぎます。 毎晩祈り続けています。 *~関連記事~* ・「イルカチャンからのメッセージ」(2016/10/1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.16 13:44:50
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