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第二百一段
退凡(たいぼん)・下乗(げじょう)の卒塔婆(そとば)、外なるは下乗、内なるは退凡なり。 現代風訳 霊鷲山にあるという退凡(たいぼん・凡人立ち入り禁止)・下乗(げじょう・馬から下りよ)の卒塔婆(そとば)は、外側にあるのが下乗(げじょう)の卒塔婆、内側にあるのが退凡(たいぼん)の卒塔婆である。 (※釈迦がインドの霊鷲山(りょうじゅせん)で説法をした際、国王が山への道を拓き、その道中2箇所に塔を建てた。麓側の塔では乗物から降りてそれより先は徒歩での移動を命じ、奥側の塔より先は一般人の進入を禁じた) 区別したりルールを作るのは「国王」。 多分きっと、釈迦は「そんなこと頼んでない」。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.09.04 07:00:18
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