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2018.10.11
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カテゴリ:徒然草を読もう
第二百三十八段
 御随身近友(みずいじんちかとも)が自讃(じさん)とて、七箇条書きとどめたる事あり。皆、馬芸(ばげい)、させることなき事どもなり。その例(ためし)を思ひて、自讃の事七つあり。
  一、人あまたつれて花見歩(あり)きしに、最勝光院(さいしょうこういん)の辺(へん)にて、男(おのこ)の馬を走らしむるを見て、「今一度(ひとたび)馬を馳するものならば、馬倒(たお)れて、落つべし。しばし見給へ」とて立ちとまりたるに、又馬を馳す。止(とど)むる所にて、馬を引き倒して、乗る人泥土(でいど)の中にころび入る。その詞(ことば)のあやまらざる事を、人みな感ず。

現代風訳
 御随身の(中原)近友が自慢話として七箇条書き留めていることがある。皆、馬芸や、何ということも無いことばかりである。その先例を思い、私にも自慢話が七つある。
 一つ。大勢で連れだって花見をした時、最勝光院のあたりで、男が馬を走らせているのを見て、「もう一度馬を馳せれば、馬が倒れて落馬するに違いない。しばらく御覧なさい」といって立ち止まった所、また馬を馳せた。立ち止まった所で馬を引き倒して、乗っている人は泥の中に転び入った。私の言葉の間違いないことを、人々は皆感心した。


 四つ葉葉四つ葉
自慢話その一 落馬の予測的中!





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最終更新日  2018.10.11 07:00:13
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