「自省録」を読み終えて
神谷美恵子さんのファンです。訳者が神谷美恵子さんだったからこそ、この本を手に取りました。「徒然草」読了に際して原作の言語で読むことは大切だと痛感しました。(ラテン語やギリシャ語を今から一から学ぶ気力はありません)神谷さんがラテン語に精通していらしたこと、素晴らしい♪日本での訳本初版が1956年10月25日ですので著作権法に則り全文掲載はしません。・・・ということで、私の感性で要約しました。「ここは違うだろう!」と感じられる箇所も多々あったかもしれません。人により、状況により、年齢により響く箇所は変化することでしょう。一生手元に置く価値のある本です。深淵に引き摺り込まれて息もできないような、密度の高さ・濃さに圧倒されています。「自省録」の精読に、長い間お付き合いくださいましてありがとうございます。