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れみどりの☆楽・音・食・眠☆     ☆らくおんしょくみん

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2005.10.24
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カテゴリ:音楽
いよいよ、録音の日程も視野に入ってきた。そろそろ実戦(?)を想定してMDのデュプレと合わせる練習を始めようと思う。一つ気が重い。

その理由を語る前に、ピアノの楽譜をちょっと思い浮かべてもらいたい。ピアノ用の譜面は、右手ト音記号、左手ヘ音記号の2種類で書かれる。ご存じのように、ト音記号は、書き始めの丸い部分を真ん中のドから数えてドレミファ…と上がったソの音(つまりト音)を示し、ヘ音記号は逆にドシラソ…と下がったファの音(つまりヘ音)を示す。高い音域担当のト音記号と低い音域担当のヘ音記号である。

楽譜を書き表す記号はもうひとつあって、これは中音部記号である「ハ音記号」。真ん中のド(つまりハ音)を示す記号である。(そんなの見たことない!という人は、googleで検索してみてね)チェロの譜面は、ヘ音記号とハ音記号で書かれているのだ。ピアノのように二段に分かれているわけではない。一段譜の途中でころころめまぐるしくヘ音記号とハ音記号が入り交じるのである。(ちなみにヴィオラの譜面もハ音記号で書かれているが、こちらはずーっと「第3線がド」のアルト記号のままなので、まだ楽と言える。)

チェロを弾く人は、われわれピアノ弾きがト音記号とヘ音記号を使い分けるように、さほど苦もなく慣れ親しんでいるんだろうけれど、問題は、そのチェロ譜との三段譜で伴奏する場合の苦労たるや…。想像してみて欲しい。

……ピアノ部分が続く。ピアノ譜面を見ている。3拍半の休符を挟んでアウフタクトでチェロの旋律をおいかけて入る箇所。すばやくチェロ譜に目を走らせタイミングを測ろうとする……え。いまの音、何? ここはどこ? わたしはだれ? (@_@) あれ~~。地面が続くと思ったら急に階段だった~、という感じ?ドッス~ン。

はたまた、チェロの美しくも切ないメロディーを支えるべく、ハーモニーを奏でるピアノ…、え?目で見る旋律と鳴ってる音がずれてる~?今何記号???わたしの弾くピアノはこれで合ってるの?

……大袈裟なようだが、練習のし始めにはいつも、一瞬自分の中の価値観が根底からひっくり返る…くらいの混乱が起こる気がする。それがなんとも不快である(T_T)

ずっと旋律を目で追っていられるならアルト音記号だろうがテナー記号だろうが、なんとなく読める。ピアノ弾きは普段使わないハ音記号だが、入試のソルフェージュ新曲視唱ではちゃんと登場するし、多少の訓練はしている。でも高速移動の曲中では、しかもヘ音記号かハ音記号か不明の状況下では、わっかんなーい(;^^)と投げ出したくもなるではないか?

チェロの伴奏人の心得としては…
1、チェロパートをすべて、楽譜なんかいらないくらい完璧に覚える。
2、チェロパートを、わかりやすく書き換えたオリジナル譜をつくる。
3、チェロパートのことはとりあえず考えず、ピアノ中心でごいごい弾く。
4、………。

単純に、「メロディーと伴奏」だけの曲なら、1や3でも行けるのだが、このブラームス・ソナタには三楽章はフーガである。チェロのテーマとピアノの左右のテーマの聞き分けと弾き分けが大問題。結局練習あるのみ、なのであろうか。うううう。

はい。泣き言いわずに、がんばります。






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最終更新日  2005.10.25 11:01:14
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