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2018.01.02
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カテゴリ:読書・映画
謹賀新年

みなさまにとってすばらしい一年になりますように



ここ数年、読書のインプットとアウトプットを楽しんでいたおかげで、
「読書会」に参加できて、
本について2時間語り合う、
知的好奇心のかぎり(笑)

というすばらしい体験ができました。

自分で準備をしておけば
ドアが開いたときに
すばらしい出会いがある、と思いました。

12月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:649
ナイス数:52

雑談力 (PHP新書)雑談力 (PHP新書)感想
「〇〇力」という本が氾濫する昨今、よくない先入観を持って読みはじめたが、どうしてどうして、思わず周囲に話してみたくなる話がつまっている。「蚕は完全に家畜で野生にはいない」「アメリカには昔黒人リーグの野球があり超人的選手がいた」「旧国鉄の借金は一秒あたり〇〇万円」などなど。相手が話を面白感じる持っていき方や、相手が女性か男性かなどに対応する細かい技をおしみなく書いている。会話や文章で人を楽しませる気配りのプロだ。「百田尚樹さんは言いたいことばかり言う」と完全に誤解していてごめんなさい。
読了日:12月28日 著者:百田 尚樹
「できる人」はどこがちがうのか (ちくま新書)「できる人」はどこがちがうのか (ちくま新書)感想
どうして、著者は「上達への普遍的な方法」を模索したのかというと、「上手に疲れるため」のようだ。現代は「疲れているのに眠れない」、「忙しいのに達成感がない」、なんてことはざらだよなぁ。上達のない繰り返しは徒労だ。だからこそ、「できる人」になることは、自分が心地よく疲れ、心地よく眠り、心地よく起きることにつながる。エネルギーがあまっていることがノイローゼにつながるという発想はなかったので、そこが新鮮だった。ほかのレビューでも書いたけど、日本はこんなに便利になったのになぜ楽園になってないのかな。
読了日:12月26日 著者:斎藤 孝
ジョン・レノン その生と死と音楽と (文藝別冊)ジョン・レノン その生と死と音楽と (文藝別冊)感想
淡路和子さんの「ジョン・レノンの歩み」で曲の背景やジョンの周辺が簡潔によくわかる。よくできたライナーノーツの長文バージョンみたいだ。ジョンは独自の天才かと思っていたら、意外なほど、さまざまな人や政治宗教の影響を受けている。調和する力がたぐいまれで、引力がある。ジョンを通過して生まれたカルチャーは色あせないし、ジョンがもういないのに語り継がれ、今でも解釈され愛され再発見されている。真のクリエイターとは大衆の意識、無意識の鏡であり、生死さえ関係なくなってくるのかもしれない。
読了日:12月07日 著者:

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最終更新日  2018.01.02 04:32:48
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