トイスチャー シャンパントリュフ
一ヶ月前ぐらいだったかなあおとうちゃんが 申し訳なさそうに 切り出した。「悪いけど 出張に行ってもいいかなあ?二泊だから・・・」「えー、どーこー?」(仕事だから しょうがないけど、前回 出張でおとうちゃんがいなかったとき とても苦労したので トラウマになっている)「チューリッヒ」「ふーん。」(チューリッヒ てどこだったっけ?たしか スイス?)おとうちゃんは 私の反応が悪いのに気づいたらしく「チューリッヒ て何処だかわかる?」「知ってるよ。スイスでしょ!」(一か八か 勝負だー!また 私のお馬鹿ぶりを指摘されたらくやしいもんね)「よく知ってるねー。」やったー!セーフ! まったく 人のことを馬鹿にして。ちょっとまって。スイス スイス スイスと言えばトイスチャー だー!!そう、私にとって スイスはアルプス山脈でもなく アルプスの少女ハイジでもなく チーズフォンディユでもなく(しつこい?)トイスチャーのシャンパントリュフ なのだー!おとうちゃんも 同じ事を考えていたらしく「おっ、スイスといえば トイスチャーですかあ!!」さすが おとうちゃん。解ってらっしゃる初めてシャンパントリュフに出会ったのはそう 忘れもしない まだ 私達が新婚だったころおとうちゃんが 会社から帰ってきて「はい、会社の人からのおみやげだよ~」とかばんの中から大事そうに取り出したのが ティッシュペーパーに包まれた一粒の シャンパントリュフ だった。口にいれたら すーと 溶けて、 こんなにおいしいチョコレートが世の中にあるんだー と感動した。その後 日本のデパートにトイスチャーが入ったと聞き、バレンタインデーも近かったので 行ってみたところ、混雑する チョコレート 売り場に トイスチャー が入っていた。綺麗な箱に入った シャンパントリュフを見つけ 値段を見た 次の瞬間我が目を 疑ったね。なんと そこには 「1000円」と書いてあったのだチョコレート 3個で 「1000円」ですかあーーーー。ちょっと 高すぎなんじゃー・・・私も 家計を預かる主婦として 財布の口を硬く閉めて 帰りました。ちょっと長くなりましたが、今晩、おとうちゃんは帰宅予定。そして スイスでシャンパントリュフを 日本よりずっとリーズナブルの値段で購入したのを電話で確認済み。早く帰ってこないかな、シャンパントリュフ。おおっと、間違えました。早く帰ってこないかな、おとうちゃん。(おとうちゃん、冗談だよー)