|
カテゴリ:美術館・展覧会・ギャラリー
昨夜の「美の巨人たち」はこれでした。
シュザンヌ・ヴァラドン「シーツを手にした裸婦」 あれ? たしか、数ヶ月前も ユトリロの番組をやっていたはず… 確認してみたら、 昨年秋からずっと 高島屋で、巡回しているんですね。 (昨年は「ユトリロとヴァラドン展」も、ありましたが…) ユトリロ展 9月21日~10月10日 日本橋高島屋(終了) 10月13日~10月31日 横浜高島屋(終了) 1月7日~1月29日 京都高島屋(終了) 2月23日~3月13日 なんば高島屋 3月15日~3月27日 名古屋タカシマヤ とうことで、関東は終わっていましたが… 秋の放送は、ユトリロが主役?でした。 今回のは シュザンヌ・ヴァラドンが、クローズアップ されています。 こちら ↓は、ルノワールの描いたシュザンヌの姿… 「都会のダンス」ルノワール 1883年 美しいですね。このとき、ユトリロを身ごもっていたそうです。 それにしても シュザンヌは、多感な女性だったようです。 ユトリロより若い友人、ユッテルを夫としてしまった母・・・、 ユトリロは、母に、どんな思いを抱いたことでしょうか? しかも、既にユトリロの絵は高く売れ、 それで ユトリロの「父母」は豊かに暮らしたとか・・・ 拒絶されてもなお、母の気を引きたくて、 絵を描いた、アル中だった少年… としてユトリロを考えると、 胸がキュンとなる生涯です。 しかも、ユトリロが結婚した(させられた?)妻も、 ユトリロに、売れそうな絵を描かせたとのこと。 ユトリロの白は、やっぱり切なさが根っこにあるから、 いわゆる「綺麗な風景」とならずに、 人の気持ちを打つのでしょうか。 「L'Impasse Cottin」 ユトリロ ヴァラドン自身の作品は、あまり見る機会がないと 思うのですが、番組で数点紹介されていました。 「美の巨人たち」の解説では、ヴァラドンは、女性を 「見たまま」に描いていた とのこと。 それが、ユッテルに出会って、才能がさらに 開花されて、瑞々しい肉体を描いたということです。 そういう説明に異論はありませんが、 ヴァラドンは、なぜ絵を描いたのでしょう? なぜ、「裸婦」という当時の女性としては、 珍しいモチーフを 選んだのでしょう? 息子を母親に預けて 平気だったのでしょうか? 結局 「ユトリロは誰の子供? 」という、 素朴な疑問とあわせて、やはり、謎の多いストーリーです。 絵にストーリー性を、当てはめすぎては、 いけないでしょうけれど、見事にそのストーリーに、 引き込まれてしまう、画家の一人・・・ (いや、二人 ^_^;) でした。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 曇りだけど、本日18度… ミスドが いつもながら美味しかった(^^)v 子供の頃の味が懐かしくて、文字どおり、 オールドファッションが、一番好きです。 どうでもいいけれど、ドーナツの穴はグレゴリー君が、 考えました…以前、わが家で好評だった絵本の一つ… ――――――――――――――――― 【本日の同音異義語の驚き(o^^o)】 ゆとり露天ではありません。 ――――――――――――――――― お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[美術館・展覧会・ギャラリー] カテゴリの最新記事
|
|