カテゴリ:素材
夏場、スーパーなどに「苺が売っていない」時、
ケーキ屋さんはどうしてるの?などと、よく聞かれます。 6月くらいになると、国産の苺の季節が終了し、 市場には出てこなくなります。 そして、入れ替わりに、カリフォルニアから輸入いちごが入ってきます。 市場担当の輸入業者の手配の都合で、週に3回成田へ到着されるのですが、 カリフォルニアの気候に、左右されるので、国産のいちごのような 質的な安定がないところが悩まされるところ。 あと、輸入業者によってアメリカ内でも「産地」が変わるので、 ルポンの場合は、2社にお願いし、その品質不安定というリスクを 出来る限り受けないような配慮をしています。 また最低の購入(注文)量ってのがあり、 半カートン(だいだい国産苺の6パックくらい)から、 1カートン(12パック)単位の’まとめ買い’・・・ 国産に比べ割高だし、お金もかかります・・・。 昨年の今頃は、原油価格の高騰で、この苺の価格もガ~ンと高くなり、 しかも輸入フルーツ全般が同じような状態で、参りました。 「食に関して、日本の自給率の低さ」など、改めて考えさせられたものです。 それと911の時など、アメリカからの飛行機が飛ばなくなって しまったので、その辺の1週間くらいは日本のほとんどのケーキ屋さんで 苺のショートケーキがなかった!のは、いうまでもありません。 地球はひとつ・・・つながっているのです、 みんなで平和であることを願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.07.15 15:09:11
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