カテゴリ:着物
染織のご説明(ギャラリートーク)に興味が湧き、休み(代休)を取って、
第五十五回 日本伝統工芸展 三越 へ行った。11時前に入ったためか、そんなに混んでいない。 北山先生のご説明があるので、染織から見た。 さすがに、どれにも力がある。 小宮康正さんの小紋、やっぱりすばらしい。 透ける生地に両面に染めている。 途中、作家と思われる方々が熱心に話をしていた。 金工、人形を見て、陶芸へ回った。この頃から、人数が増えてきた。 陶芸は、ほんとうに作品数が多い ![]() しかも、鉢や壺などの大作ばかり。 一目で、○○さんとわかるものも多い。 成毛さん、相変わらずの、灰釉、このパターンは森勝資さん。 そして、漆芸へ。乾漆の作品が増えてるような気がする。造詣が自由になるから、 それを狙っているのだろう。 木竹工、これは見るの難儀をした。 木のみ、あるいは竹ばかりの作品を並べると、面白みに欠けるのはわかる。 だが、木の隣に竹、そして、木と、まとまり無く展示されると、 それぞれの作品同士の違いが良くわからない。これには参った ![]() そして、ガラスや七宝を中心とする、諸工芸。ガラス、気賀澤さんの切子があった。重そう。 硯が面白かった。 そうこうしている内に、ご説明の案内がされる。人が集まってくる。着物をお召しの女性も多い。 この時期だからだろう、塩澤が多い。中には、小紋の単の方も。裏を当ててないのがわかった。 この方が、北村先生かと遠目に見る。 #混んでいて、近くには寄れない。 説明が始まる。一点、一点、丁寧に説明して下さる。 だが、北村先生は、織の重要無形文化財保持者である、染めは詳しくはない。 しかも、悪いことに、染の作品が多いところから、説明が始まってしまったのだった。 展示場所を移動して、鑑査員や重要無形文化財保持者の作品、入選作などの説明をするが、 ここでも染が多い。 ご自分の、羅の作品の説明は良くわかった。 他にも、織の作品の説明をしようとされたが、展示場所、そして、時間が無くなり、 終了。 うーん、お世辞にも、上手とはいえない話だった。 途中、小宮康正さんをお見かけし、彼ばかり、見ていた。 作家と思われる方、三越の担当の方などなど、いろいろな方々が挨拶していた。 この方が染めてるんだぁと。 今回、興味を引かれたのは、佐賀錦の男帯が出品されていたこと。 男物なんて、出品されることはまず無い、しかも、佐賀錦である。 東京都日野市の女性の方だった。 締めたら、どんなだろうと思った。 第五十五回 日本伝統工芸展 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月26日 20時56分58秒
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