潮風の街から

観艦式の余韻で、ミサイル艇で検索していたら、アオシマから「はやぶさ」「うみたか」の２隻セットのプラモデルが発売されていたことを始めて知った。1/700スケールなので出来上がりはかなり小さいが、キット写真を見るとＰ-３Ｃ対潜哨戒機も入っているようだ。発売されたばかりなので、あわてて買うつもりはないが、そういえば最近は艦艇プラモデルを作っていない。作っていない一つの理由は、近所の100円ショップで今まで買っていた細長いケースの在庫がなくなってしまったからだ。僕が作る艦艇模型は、高価なエッチングパーツなどは使っていないが、ランナー伸ばして作る細いホイップアンテナは必ず付けている。ホイップアンテナとか支柱が好きなのです。塊の中に、こういった細いパーツで組まれた部分があると、その場所に緊張感が出て、見ていて飽きないしとてもステキなのだ。で、支柱は支える部分があるので、その部分の構造は簡単には壊れない。だが、無防備に飛び出しているホイップアンテナは、ちょっとしたことで接着部分からポキッと小さな音をたててはずれてしまう。それが嫌で、まずケースを用意してから模型を作ることにしている。作る模型は1/700スケールに決めている。現在、家にある艦艇模型をちょっとまとめると。

[中途半端状態の不幸な艦艇模型]　現在５隻

●戦艦「三笠」　艦底をバルサで自作して途中（フルハル）
●旗艦「ブルーリッジ」　船体、構造物は組み立て済み（フルハル）
●輸送艦「おおすみ」　落として細かいパーツが破損したまま（フルハル）
●護衛艦「はたかぜ」　制作中トップマストが破損、そのまま
●客船「タイタニック」　煙突にワイヤーを張ったが、そのまま（フルハル）

[未制作で箱に入ったままの光を見れぬ艦艇模型]　現在５隻

■戦艦「ミズーリ」（フルハル）
■空母「キティホーク」
■護衛艦「あたご」（フルハル）
■駆逐艦「チャールズ・Ｆ・アダムス」（フルハル）
■駆逐艦「綾波」（フルハル）

[完成してケース入りした幸せな艦艇模型]　現在21隻

★護衛艦「おおよど」
★護衛艦「はつゆき」
★護衛艦「うみぎり」
★護衛艦「たちかぜ」
★護衛艦「むらさめ」
★護衛艦「おおなみ」
★護衛艦「きりしま」
★護衛艦「しらね」
★護衛艦「ひえい」（フルハル）2006年度観艦式乗艦記念で自作フルハル
★掃海艇「とよしま」
★潜水艦「はるしお」型（フルハル）
★潜水艦「おやしお」型（フルハル）

☆戦艦「扶桑」（師匠から頂いた制作見本。こうやって作れと渡された？）
☆深海救難艇ＤＳＲＶ（師匠から頂いた1/700の15mmくらいの模型）

★フリゲート「ゲアリー」（フルハル）
★巡洋艦「ファイフ」（フルハル）
★巡洋艦「シャイロー」（フルハル）
★駆逐艦「カーティス・ウィルバー」（フルハル）
★駆逐艦「マスティン」（フルハル）
★ミサイル艇「ペガサス」（フルハル）
★原子力潜水艦「シーウルフ」（フルハル）

計画では、カンバス50号くらいの壁掛けケースを自分で作ってしまえば問題は解決できるのだが、それもなんか面倒で作っていない。今、これまた制作途中の50号の油絵を部屋の壁に掛けてあるので、画布をはずしてまるめてしまえば、そのスペースに掛けることができるのだけれど…。

※フルハルとは、船底まである艦船模型。