横須賀商工会議所の会報誌の表紙ですが、【E気持ち】さんのブログで紹介されていた野比海岸での「おんべ焼き」の写真です。写真のキャプションによると、古いお札や正月の松飾、縁起物などを焼いて一年を振り返り、新しい年の家内安全と無病息災を祈る行事だそうです。表紙の写真からは炎の大きさがわかりにくかったが、【E気持ち】さんが撮った準備中の写真を見て、燃え上がる炎の大きさを具体的にイメージできた。横須賀もこういった昔からの行事を残しているなんて、なかなか良いことですね。この会報誌、会員や事業主以外は、地元の人でも目にするのは少ないが、現在「三浦一族物語」という読み物が連載中で歴史好きな自分は毎回楽しみにしている。そのことを商工会議所の方に話したら、三浦一族プロジェクト推進委員で執筆している方の他の原稿までメールで送っていただいた。うちのご先祖は元は広島だけれど、自分が生まれ育った郷土の武士や地方豪族にも興味はある。僕が三浦一族について知るきっかけになったのはNHK大河ドラマ「草燃える」だった。原作である永井路子さんの「北条政子」も読み、鎌倉御家人であった三浦、和田、比企などの一族のことを知ったのだった。比企一族は、母の母、つまり祖母が日蓮宗で鎌倉の妙本寺の檀家だったので、子供の頃に妹と二人、母に連れられてよく行き、そこに比企一族の墓があるので知っていたのだった。連載されている「三浦一族物語」は、今回は保元・平治の乱が書かれていて、三浦一族が活躍する鎌倉時代はこれからだ。