|
カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は15年前の1989年にベルリンの壁が崩壊した日です。
この日を境にロシア、東欧で民主化の嵐が益々激しくなり 数年の内にソ連邦の各共和国が独立し、東欧各国の共産党 も消滅しました。 この東西の冷戦終結には後にノーベル平和賞を受賞した 当時のソ連邦のゴルバチョフ書記長の功績が大で有る事は 勿論ですが、一番の功労者は、衛星テレビのパラボナアンテナ と言われています。 西側の情報を操作する事によって、共産主義の優位性を 教えてきたこれらの国は、衛星テレビの出現で西側の 情報が全て入るようになり、全ての人が共産主義の宣伝に 踊らされていたことを知るようになりました。 ルーマニアのチャウセスク大統領は、この年の暮れ経済支援を 受けていたイランにいました。 1989年12月25日、僕がイランの駐在を終え日本に帰国した その同じ日に、彼もイランからルーマニアに帰国しました。 成田に着きテレビを見たところ、ブカレストの大統領府の バルコニーで演説し、それを聞いている聴衆から罵声を 浴びせられていたチャウセスクを見ました。 チャウセスク夫婦はこの演説の後1週間ほどで処刑されました。 共産主義時代の抑圧から解放されるかの様に各国で 同じように大統領、首相が失脚しました。 早いですね、もうあれから15年も経ったんですね。 今、独裁者に抑圧されている国は、世界中で北朝鮮、キューバ、 リビアの3カ国位でしょうか。 これらの国も数年中に開かれた国になるのではないかと 希望的観測を持ってみています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月09日 12時30分13秒
コメント(0) | コメントを書く |
|