味噌仕込み
今日は、2007年度の味噌作り第一弾をしました。今頃??と思われたかもしれませんが、私の住む地域では、コブシの花の咲くころになったら、味噌を仕込むのが良いと言われていて、実際、我が家の周囲では、まだ桜のつぼみも固く、コブシも見当たらないのですが、昨日、村役場の近くのコブシが咲いていたので、連休で忙しくなる前に仕込んでしまおうと思いました。実は、この連休から、近所のカフェにちょっとした料理を提供することになったのです♪小さなカフェですが、酵素玄米を提供していたり、夏は自家製のオーガニックな食材だけで料理を出したりしています。別荘地の中にあるので、お客さんもそれほど多くみえるわけではありませんが、家族のために作るときに少し余分に作って持ってきてくれれば、、、と言って下さったので、毎日10人分ぐらいの、オーガニックで季節と大自然を感じるちょっとした1品を作ろうと思っています♪一緒にお料理を提供することになっているメンバーには、私をお店に紹介してくださった素敵な育児仲間がいるので、毎日お店に顔を出すのも楽しみです(*^_^*)さて、今回仕込んだのは、玄米麹味噌です。いつか麹から作りたいと思いつつも、結局続けて時間のとれる日がなかなか無いため、未だに麹は無農薬栽培のものを取り寄せています。麹を作るようになったら、味醂や醤油、そして沢山の甘酒をつくるのが夢です♪さて、使った材料は、自然栽培大豆2kg、玄米麹2kg、塩575g+大匙1杯×2、水適量です。大豆は、昨日から水に浸しておきました。ひたひたの水加減で、今朝から4時間以上かけて、薪ストーブの上で煮ました。先日6歳になった息子は、誕生日から薪ストーブを毎日の係としてやってくれることになり、今日も大活躍。おかげで、とても柔らかく豆を煮込むことができました♪麹を塩で切るのは、上の娘の仕事。私はまだ熱い大豆を一升瓶を使って潰す係。息子は、潰した大豆と塩切りをした麹を混ぜ、上の娘は、まだつぶれていない大豆を見つけてはつぶしてくれる係に「異動」。末っ子は、机に落ちた麹や潰れた大豆を拾って鍋に放り込む仕事。でも、よく観察していると、どうやら、鍋に入れるより、口にいれている量の方が多かったようです(^_^;)仕上げに、私がもう一度麹と大豆をしっかりと混ぜ合わせ、甕にぎっしり詰め、さらしの布をかぶせ、大匙1の塩をまぶし、さらに上にさらしの布をかぶせて、また塩をまぶし、軽い重石をしてから蓋をして、できあがり。味噌を仕込む時には、味噌球を投げつける方法がありますが、子ども達が「みそがかわいそう」と言うので、我が家では、ぎっしりとしきつめるだけにしています(^_^;)本当は、1枚目のさらしの布の上に、薄くぎっしり味噌玉をつぶしてしきつめ、その上にまたさらしの布をかぶせて塩をするとカビが中の味噌には生えず、管理がとても楽なのですが、今回は、実験的に、塩布2枚でどうなるかやってみようと思いました。息子が薪ストーブで豆を煮ていてくれたので、私は別棟の掃除をしていたのですが、その間に1度ふきこぼれてしまいました。豆を煮る時にふきこぼすと、味が抜けてしまうので、おいしい味噌になるかどうか少し不安ですが、息子はすぐに、近寄れないほど熱くなっている薪ストーブの上のさらに熱い鍋の蓋をどけて対応してくれてたので、きっと大丈夫(*^_^*)明日は麦麹味噌を仕込む予定ですが、今日と同様、息子にまかせはするものの、私も同じ部屋で別の作業をして、息子のがんばりをちゃんと見守りたいと思います。子どもの手で仕込んだ味噌、、、毎年格別の味に仕上がるのですが、今年は、末っ子もかなり大豆と麹をもみこむのを手伝っていたので、ふきこぼした分を帳消しにしておいしくなることを祈っています☆