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2006年10月01日
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テーマ:安心生活研究(4)
カテゴリ:農業
せっかくお客様が見えていたのに、日曜日は雨。

それでも、傘をさして、皆でキノコ狩りへ。

顔見知り??のおいしいキノコをお味噌汁の分だけ収穫して、帰ってくると、、、

なんと、庭のブランコのすぐそばに、タマゴタケが生えているではないですか!!

ずっと食べてみたかったのです♪

でも、本当にタマゴタケかどうか、、、間違えたら命が危ないテングタケの仲間ですから、じっくり調べないと。

何冊もあるキノコの事典と照らし合わせて、ネットで写真を探し、胞子紋をとったり、胞子を顕微鏡で確かめたり。。。

それから、近所のキノコ博士のところへ持って行って。。。

OKがでてから、大人が毒見をして1週間様子をみて、それで大丈夫なら、今度同じ場所に生えてきた同じものなら、家族で食べられるかな?

・・・自然界には猛毒を持つ植物・菌は沢山あります。

山菜やキノコ、、、いつか詳しく書こうと思いますが、危険がいっぱいです。

それでも、正しい知識をもち、経験をつむことで、とてもおいしいものを食べることができます。

山菜やキノコ狩りをする時に、肝に銘じないといけないのは、「わからないものは食べない」ということ。

また、大人には平気でも、子どもでは命にかかわることもあるので、人の言うことを鵜呑みにしないこと。

一般的に食べられているものでも、持病があると死にいたることもあるので、病気を持っている人は専門家に相談して、自分が食べてはいけない山菜やキノコについては知っておくこと。。。

ところで、もし毒キノコだとわかっていたら、致死量の100分の1だからと言われても、食べてみるでしょうか?

毒はあるけれど、ラットに2年間毎日体重1kgあたり1mgずつ食べても問題がなく、3世代にわたって調べても、なんの健康上の問題もなかったが、体重1kgあたり2mgずつ食べさせると奇形が現れた、、、

「だから、日本人の平均体重は52.6kgだから、1日に52.6mgまでは食べても大丈夫なことにしよう!」

と言われても、不安になりますよね。

1歳の子どもでは、日本人の平均体重の5分の1以下の体重しかありませんし、解毒能力は病気の人と健康な人では、10倍以上の差があることもよくあります。

それに、ラットと人間、、、どちらが脆いか、、、大きさの問題にしてよいのでしょうか?

「それなら、人間と動物の違いを10倍、人間の性別・年齢・健康状態の違いを10倍と考えて、52.6mgの100分の1、、、、0.526mgなら大丈夫だということにしよう!(=ADI:Acceptable Daily Intake)」

そんなことを言っても、他にも毒性のあるものを食べていて、合計の毒性の量が多かったら、安全係数を相殺してしまうのでは?

「一日に摂取する平均的な食べ物に残留するそれぞれの毒性の合計がADIの80%におさまるようにして、それに合わせてこのキノコの摂取量を計算すれば良いのだ!」

、、、平均的な食べ物ですか?

輸入食材を多く使う外食を1日3回する人、、、

添加物の多い食事をしている人、、、、

皮ごと食べる人、洗わずに食べる人、、、

山に住む人と海のそばに住む人、、、

寒い地域の人と温かい地域に住む人。。。

きりがないこれらの違いを考慮して計算してくれるのでしょうか?

そして、結局毒性があるものは、このように定められた基準値以下だからといって、食べたいと思うでしょうか?


今話してきたことは、キノコではなく、実際の残留農薬基準の設定の仕方です。

一日に摂取する農産物の残留農薬を考える時に、食品添加物や天然の毒のことは計算されていません。

しかし、体が解毒するのは、残留農薬だけではありません。

消化器官を通るものに含まれる全ての有害物質が対象になります。

硝酸塩もそうですし、アルコールだってそうです。

なるべく負荷をかけないこと、、、それが私の気をつけていることです。

ストレスなどの理由で身体の解毒機能は能力は簡単に低下してしまいます。

できるだけ、体に負担をかけないものを摂取するというのは、自然な選択なのではないでしょうか?


基準はないと困ります。

しかし、基準は絶対ではありません。

基準値内であっても、人によっては害があることがあります。

アレルギーのあるお子さんが、開拓されてからずっと無農薬で作られた野菜なら症状が出ずに食べられる、、、という話も聞きます。


また、基準値を設定するための元のデータは農薬の開発メーカーがそれぞれの研究機関で実験を行って提出しています。

データは改ざんや捏造がおこなえないように、実験結果の責任の所在がはっきりするようになっていますが、、、

農薬を製造するメーカーには、禁止農薬を発展途上国への援助物資として輸出する際に、指定された業者も含まれます。

試験結果の公開を求めても、大切な数値に関しては墨塗りで開示されたそうです。

自分が売りたいものの欠点を自分で調べる、、、良心的な販売者なら、厳しく調べるでしょうが、、、

実際に、調査すべきとされている事項を省略した試験結果に基づく申請でも受理されています。

これは、業界と行政の癒着の問題ですが。。。

消費者が危険性を指摘しない限り、一度認定された農薬の危険性を行政が再調査することはありません。

農薬が安全だとアピールする自治体の影に、大企業の圧力があるのでしょうか?

せめて、消費者側、または中立の立場の機関での実験データを基準にしてほしいと思ってしまいます。


平均という考え方、、、日本だけでなく、まだまだ世界的に主流です。

しかし、危険性というものを考える時、利便性に流されてしまわないためにも、平均を基準にするのではなく、乳幼児や持病のある人など、弱者に基準を合わせないといけない分野もあるのではないでしょうか?

農薬をどうしても使用しないといけないなら、残留農薬はゼロにすること、、、

これが最低条件になりますように☆





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最終更新日  2006年10月02日 02時24分15秒
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