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2006年11月29日
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カテゴリ:七五三
昨夜(28日)、実家から戻ってきました。

子ども3人は5時間半の道中をぐずることもなく、「下界」の紅葉を楽しみながら帰ってきたのですが、最後の山越えで夕暮れが迫り、濃霧に包まれ、、、

3m先がやっと見えるほど、、、

対向車も前方車も後続車もないまま、1時間近くの運転をするのは、本当に肩が凝りました。

昨日は子ども達と一緒に早くに寝てしまったので、今夜はメールの返信や記録など、雑務に追われています。


ところで、七五三のお祝いですが、、、

まず、前回袴の写真をアップしてからの行動を少し書いておきます。

長着は21日と22日の昼間までかかって仕上げ、22日夜は羽織にとりかかり、23日は朝から大移動の荷造りをし、お弁当とおやつを作り、夜中に6時間かけて被布を縫い上げた後掃除をして、翌日早朝に東京へ移動しました。

24日は正絹の羽織紐探しをしようと思ったのですが、そこで非常にショックなできごとが。。。

子供用の正絹の白の羽織紐はどこにも売っていなかったのです!!

東京へ行けばあると思っていたのに。。。

何軒もの呉服屋に問い合わせても、袴とのセットでは販売しても、単品での扱いはないとのこと。。。

そこで羽織を仕上げる気持ちが萎えてしまい、、、

時間的には仕上げる余裕があったのですが、羽織を縫うのは羽織紐のことが解決してからにすることにし、とりあえず、被布の背守を作ったり、髪飾りを作ったりすることに。

羽織は羽織紐が入手できてから、お正月に間に合うようにのーんびり仕上げることにしました。

25日は気が抜けた私は、子ども達を母にまかせてぐっすり昼寝をし、夕方から食事会の準備。

ところが父が帰って来ず、それならと、母も夜は某国大使の食事会に呼ばれていなくなってしまうし。。。

翌日は法事があったので、結局、あらためて27日にすることになりました。

子ども達は先に寝かせて、私は翌日の法事で子ども達が食べるお弁当を3段重にぎっしり&軽食用のクッキーを作り、夜中の2時に就寝。

26日は朝7時起きでお稲荷さんを作り、お寺へ。

お墓参りも無事に済んで、有名な懐石料理店へ、皆で移動。

子ども達も皆に負けない品数のお弁当を食べられてご機嫌。

きれいに食べてくれると、本当に作りがいがあります。


さて、27日ですが、またおじいちゃんは仕事で間に合わないことになってしまいましたが、子ども達は念願??の手づくり餃子を一緒に皮から作り、満腹になってから着物に着替え、2時間の間、着物を着て思う存分遊んで楽しんでくれたようです。

(餃子は今年のお正月以来という、今までにないほどの長期間食べていなかったのですが、やはり皮から作ると茹でた時に皮の弾力がたっぷりあっておいしいですね。)

子ども達の好きな料理を食べて、写真を撮って、かごめかごめをして、、、

もちろんそれだけでなく、「この着物はママが3歳の時に着て、それをママの妹が着て、友達が着て、従姉が着て、、、このお被布はママのおばあ様が仕立てようと思っていた布を使って、、、お被布の中綿は昔の布団の中綿で、、、背守の刺繍糸は誰々が探して来てくれて、おばあちゃんも少しだけ縫ってみたけれど難しくってママが縫うことになって、、、髪飾りはおばあちゃんとママで作って、、、草履でなくて桐の下駄にしたのは云々、、、藍染には云々、、、袴の生地は云々、、、」、、、

大勢の子どもを見守る人たちの協力があって迎えることのできた七五三。

一つ一つの小物にまで思い入れ&思い出がつまっています。

子ども達も、そんな着物を着ているのが嬉しくて仕方がないようで、なかなか脱いでくれず。。。

今回は、失敗した時も、苦労しているところも子ども達には見せてきたので、羽織がなくても、長着と袴を着けただけでも、5歳児は感無量。

(私がどんなにドジか、息子は良く知っているので、ひやひやしながら、でも優しく応援し続けてくれました。私ががんばっている間、自分は長引く熱と戦っていたのに、お祝いをすることになっていた25日にはすっかり熱はさがってしまいました。)

袴を着けて誇らしげな息子の顔を見ていたら、なんだか切なくなってしまい。。。

今回、どんなに無謀だといわれても、縫い続けることにしたのは、縫いながら、自分が息子を妊娠した時のこと、自宅出産を反対された時のこと、夫にしがみついて息子を産んだ時のこと、初めての育児で不安な私に食べ物のことや大切なことを教えてくれた人々のこと、自宅のお風呂で自分達で娘を産んだ時のこと、出会った友達、田舎暮らしの始まり、スペインでの日々、、、子ども達が無事に生まれて来てくれたことや、私たちを取り巻く縁にあらためて感謝するその時間が、私にとってかけがえのない時間でもあったからです。

七五三を通して学んだことは、和裁や染色のことだけでなく、着物文化に込められた日本の技術・美意識・歴史・美徳等だけでもなく、子どもが無事に育つことへの感謝の気持ちだけでもなく、自分達だけで生きているのではないという当たり前のこと、、、

これからさらに自分達の夢に向かってますます忙しくなるその前に気がつくことができて本当に良かった。。。

これからも感謝の気持ちと、自分には社会に対してどのような貢献ができるのかを考えることを忘れずに、どんなに険しい道のりであっても、家族で力を合わせて、夢を実現していきたいと思います☆

*写真注:着物の袖の内側に見えているのは、見ていただけるようにわざと引き出した薄い水色に染めた襦袢の袖です。屋内ですが、こだわりの下駄も見ていただくために、下駄を履かせて撮影しました。





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最終更新日  2006年11月30日 00時26分49秒
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