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テーマ:恋愛できる私になろう(125)
カテゴリ:Life*Live*Love
カミサマ。 たったひとつだけ、願いがかなうなら、 どうか、 どうか、 あの人の側に、いさせてください………………!! 『そうだよね。今よりもっと大変になる可能性があるってことか……… だけど、どうしても、 あの子の話ををされると、そっちがいいのかと考えてしまってたんだ………』 あなたの返したメッセージを、私はコントロールキーと『C』キーで、 写し取って、メッセージを組み立てた。 『ともあき』 『ん?』 『見ていて』 だけど、どうしても、 “ヨメさん”の話ををされると、そっちがいいのかと考えてしまってたんだ… 『これが、私の気持ち………』 『同じか………』 『うん、そしてね、』 そう書きながら、もう一度、私は履歴の文章を写し取る。 ………違うよ……… ともあきがよく、“ヨメさん”のことを話すから………ね。 そっちの方がいいのかと、考えてしまうのよ…… 『さっきのともあきの文章の、コピーよ。』 『そうか……難しいね……』 『ね。 でも、嬉しかったの。 だって、ともあきが、だんだん本当の気持ち、話してくれるようになってるから お家の人がね、『主人はすぐ逃げるし、正直に話してくれない』って言ってたの。 だから、『そんなことない』って言ったの。 人のこと、平気で騙すような人じゃないです、って言ったの 目を見れば判ります、って。 どっちにも同じことを言っていたなら、 きっとあの人なりの理由があるはずだって言ったの。』 『言っているよ。ただ、向こうが認めたくないだけだよ…』 『そっかぁ……。 私はまだ、ともあきの全ては判っていないけど、 私の見てるともあきを知ってるから、その範囲で、ともあきのこと、信じてる。 だから、それが、バカみたいって言われても、私は、そう思ってる。 私が何も聞かないのは、 話したくなったら話してくれればいいと思ってるからなんだよ』 『だから、電話で向こうが認めるまでって、言ったんです。 あとは待ち状態だったのです。』 『あぁ………………………………………………………… …………………………ごめんなさい……………………………………… 本気で、消えたい。 ろくなことをしないから、 もうなんか、薬袋杏梨でいることさえ、嫌気がさすくらい。』 『難しいよね。そのときの気持ちを伝えられないから…… 本当は自分が消えた方が一番いいと思っていた。』 『なっ……!? やだ!!!! 絶対そんなのいや!!!!』 『今回、なんか腹に包丁をさして、倒れている自分を想像してた。 目の前にそうなっている自分が見えてたんだ……』 『やめて、本当にやめて!!!!! お願いだからやめて。お願い!! 私、そしたらどーしたらいいの? もう、大好きな人、失くすのなんてやだよ!!!!!』 やだ。 どうしてなんだろ………涙が出てくる。 ぼろぼろ、ぼろぼろ。 ぼろぼろ、ぼろぼろ。 苦しい。 『………着信拒否、してくれるかな』 『え………』 『ミナミくんのこと。』 『…………うん。』 心の底から、もっともっと、信じたいんです。 だから、やめよう? 不安になるのも。 お家の人に、嫌な感情抱くのも。 本当に大事なら、自分から変わらなきゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 24, 2009 09:32:33 PM
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