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カテゴリ:自転車
北陸鉄道サイクルトレインを利用しての白山麓ブラブラ自転車旅。雨には降られましたが、無事に戻ってきました。
金沢の西茶屋街近くの野町駅から鶴来駅まで、北陸鉄道の電車は自転車を無料で乗せてくれます。サイクルトレイン。なお、この電車は東急のお古でリサイクルトレインです。 大人460円、子供230円の切符を買って改札口を通り、電車に乗り込みます。自転車を置く場所は決まっておらず、自分の好きなところに倒れないように置いておきます。これもガラガラの電車だからできることですが。 鶴来駅で下車し、細長い鶴来の街道沿いを走り、あさひ屋パンへ。ここの主人は、おでんよし坊や白山室堂でバイトをして経歴の持主で顔なじみなので、こっち方面に来ると必ずパンを買うようにしています。ここの木の実入りのパンは本当にたくさん木の実が入っていて、ずっしり重い。うまいのです。昼飯用に求めたパンをザックに入れて出発。 鶴来の町を抜け加賀一宮駅に着きます。白山ヒメ神社の最寄の駅。まあ、明治神宮と原宿駅のような関係でしょうか。ハハハ。見てください。このレトロな建物。興ざめに思われる電話ボックスも携帯に追われて間もなくレトロの仲間入りです。ただ入り口両側の観光振興の黄色い幟は目障りです。観光振興ならレトロに徹するべきでしょう。中途半端は写真になりません。 この駅から白山下まで電車が走っていました。手取川を越す鉄橋の土台が風化したのを機に廃線になりました。当時の鉄道路線の名称は金名線。白山連峰を越え、金沢と名古屋を結ぼうという壮大な計画でした。 その金名線跡がサイクリングロードになっているのです。廃線の原因になった問題の鉄橋は、金沢市内の御影大橋が架け替えになったので、その鋼材を再利用して架けなおしました。これで手取川を渡れるようになりました。 この先、田んぼの中を走り続け、旧鳥越村の上野まで来ると、雷の音がゴロゴロと聞こえ出し、ポツリポツリと雨が顔に当たりだします。びしょ濡れ直前にバードハミング鳥越という健康施設に駆け込み、300円で真昼間から温泉に浸かって雨宿りとなりました。 前線が通過すれば雨は止むことはわかってましたが、そう長く風呂に浸かっているわけにもいかず、施設の食堂で子供たちには餅入りウドンとヨモギ蕎麦、私は生ビールに枝豆で時間つぶしということになりました。300円の風呂は安いが、結局高くついた雨宿りになりました。 思ったとおり1時間半で雨があがり、再び自転車にまたがりました。 山から平野へと下る道です。風呂上りで弛緩した足の筋肉に負担をかけることなく、こがなくても自転車はドンドン進んでいきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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