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カテゴリ:登山
8月2日月曜日。兼ねてより計画していた富士山に登るため、朝6:45分新宿発の高速バスに乗った。今回初めてWEB予約・WEB決済という方法で乗車したので最初、緊張したが順調に進んでほっとした。天気がよくないのが気がかりではあった。
富士吉田口のスバルライン五合目で下車。コロナの影響で昨年は富士山は全面閉鎖され、2年ぶりに登山が解禁された。コロナは以前にも増して拡大しているせいか、どこにも賑わいがなく、馬乗り場も閑散とし、広場も人気が少なかった。何だか裏さびれていてわびしかった。3年前の賑わいが懐かしかった。 五合目は既にガスっていていつもの景色もあまり鮮明には見えなかった。登山前に小御嶽神社にお参りして安全登山を祈願した。この地の標高は既に2300M余。体を慣らすため30程かけてゆっくり支度して10時丁度に出発した。 ガスるスバルライン五合目 小御嶽神社 ゆっくりゆっくり歩き始めたらすぐ入り口で検温され、注意事項を言い渡され、登山協力金1000円を支払った。可愛い木の記念札をもらったのでザックに結び付けた。これがお墨付きでどこでも親切な対応を受けた。苦しいのを堪えて登山指導センターまでこぎつけた。再度登山指導を受けていよいよ本格的登山開始。例年よりものすごく登山者が少なかった。ザクザクガラガラの火山礫を一歩一歩踏みしめてできるだけゆっくり登った。早く登ることはもちろんできないが、いずれにしろ富士山では高所の影響を受けるのでゆっくり登るのがベストなのだ。巨大な防護柵をいくつも見ながら徐々に登ってやっと7合目の山小屋群下まで到着。ここまでがしんどいがこの楽しそうな山小屋の連続が気持ちを慰めてくれるのでこの当りからは比較的楽に登れる。雨こそ降らないが天気が悪いせいで全く何も見えず、ひたすら黙々と数を数えながら登り続けた。7合目から上は岩だらけの道になり、ぐんぐん高度を稼いでいく。胃の形をした山中湖が見えていつもの定番風景がちょっと見えた。そうこうしているうちに八合目に到着した。 山中湖が見える 八合目太子館 ここで一息ついて行動食を食べる。自家製梅干しの入ったお結びとリンゴだ。一休みして更にコツコツと昇り続ける。蓬莱亀岩を過ぎるとこれまで全く見えなかった山頂方面が時たま姿を見せるようになり、まだまだ先が長いことを実感させられる。下界は相変わらずすっきりせず雲が多い。 蓬莱亀岩八大竜神碑 すっきりしない眼下の景色 しかし既に八合目になっている。赤茶けた山肌とジグザグにつけられた登山道が富士山独特の景観を作り出していてある意味、いつもの風景に安堵もした。 八合目付近 ここから更に登り続け、予想より早く、意外にも楽に本八合目にある今夜の宿・白雲荘に到着した。まだ午後2時過ぎだった。 白雲荘と上部の景色 白雲荘前で お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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