全て
| カテゴリ未分類
| 登山
| クライミング
| 音楽
| 華道
| 花
| トレーニング
| 人とのつながり
| 山と音楽
| 旅
| 映画
| プライベート
| 家族
| 本
| その他
| 美術
| 舞台芸術
| 日々の出来事
| 健康生活
| 押し花アート
| ヨガ
| ジョギング
| 猫
カテゴリ:旅
6月21日火曜日。朝から蒸し暑く気分的にすっきりしない日だった。昨夜ろくに眠れなかった上に今日は下痢になってとても難渋した。
先日、都内の娘宅に行き、結ちゃんのスイミングレッスンを待ってる間、すぐ近くにある回向院にお参りした。表通りから見える立派な門とそれに続く美しい竹林、両側の仁王様が印象的な寺だった。 回向院は今からおよそ360年前の明暦3年(1657年)に開かれた浄土宗の寺院で、明暦の大火で市街の6割以上が焼土と化し、10万人以上の尊い人命が奪われた。この災害により死亡した人々の多くは、身元や身寄りのわからない人々だったという。そこで当時の将軍家綱が無縁の人々の亡骸を手厚く葬るようにと念仏を行じる御堂が建てられたのが回向院の歴史の始まりであると記載されている。この起こりを引き継いで「有縁・無縁に関わらず、人・動物に関わらず、生あるすべてのものへの仏の慈悲を説くもの」として現在までも守られてきたのが回向院である。何という稀有な慈悲の心だろう。現代においても第一に求められるものだ。 短い時間だったけどとても心に残る回向院だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅] カテゴリの最新記事
|