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風が伝えた愛の詩

風が伝えた愛の詩

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March 25, 2016
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カテゴリ:夢想
折れたしっぽの君へ

しっぽを垂らして歩いてる
そんな日の君の足取りはよろよろしていて
声を掛けそびれたの
しばらく後をついて行き
しっぽの折れた理由がわかった
負けちゃだめだと励ましたいのか
そんな恋ならやめておけって諫めたいのか
今の私にはわからないのよ
ただ哀しいだけ。哀しいだけ。

あの日の君もそうだった
私の手を引いて歩いてはみたけれど行くあてがなくて
取り上げて背負った荷物の重さでつぶれそうになって
このままふたり同じ船に乗っても
きっと船は沈んじゃう
そう思って手を放した君だった

こんどの人とならその船を渡れますか?
彼女をさらって船に乗り、後ろを振り返らずにいられますか?
後ろ指をさされても、ふたりが幸せならばそれでいい
だけど、幸せになれますか?

君のしっぽが折れている
その理由がわかるから何も言えない

思い過ごしならいいと思う
いっそのこと振り返らずに
幸せになってくれたらそれでいい

私にしたら
君がしっぽを立てているなら
どんな恋だってかまわないもの





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最終更新日  March 25, 2016 08:03:51 PM
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