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国立新美術館で開催されている「草間彌生 わが永遠の魂」展に行ってきました。 水玉の木々。これも作品ですよ。 つつじが咲き始めていました。 会場に入ると2m四方のアクリル絵画シリーズに圧倒されます。 手前の中心の白い空間から黒い帯が出ている絵は「原爆」をイメージした絵です。 様々な模様のような、落書きのようなカラフルなアクリル画が並んでいました。 はっきり言って好き好みがあると思います。 眼、横顔、表面の顔、ドッド。縁取りギザギザ。 アメーバのようなモチーフも組み込まれています。 こわいよ~。 ド派手な花。 近づいたら食われそうだ! 最初は好みの絵じゃないと冷めた目で見ていましたが、展示室を移動し20代からの絵を見てまわりっている内に草間彌生ワールドに引き込まれて行きました。 音声アナウンスは草間さん本人の声で行われておりアナウンス自体が芸術なのかもしれない。 説明はもちろんのこと詩の朗読があり、ついには独唱まで入っていました。 意外や意外、歌が上手い。 CDが販売されていたら買う人はいると思います。 光のインスタレーションがあり「自己消滅」の経験も出来ました。 水玉のある背景に立ち、自分も水玉を描くと自身も水玉に埋もれてしまいます。 「自己消滅」 水玉だと後ろに隠れることができる。でも「塗りつぶし」では消されてしまうだけで隠れることはできない。 無数の光のつぶに隠れてしまう人たち。きれいでした LEDライトが鏡張りの部屋で色を変え点滅します。 『蛍の群舞の中に消滅するあなた』 気に入って3回も入ってしまった。 体験型の芸術作品は珍しいし楽しいです。 会場を一回りすると一番最初のカラフルなアクリル画の部屋に戻ってきます。 最初と見方が変わりました。 外には有名な銀色のコロコロが・・・。 かぼちゃもありましたよ。 草間さんは80代後半の方です。 「私はより一層死に向かって新しい芸術を開拓していきたいと思って死にものぐるいで戦っております」 と語っています。 草間彌生ワールド。 見ていたら元気になった~。 精一杯がんばってる姿が素敵だと思います。
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