この日は３か月おきの定期診察でポートアイランドにある市民病院に行く為早目に起きたかったが少々寝起きがゆっくりで出遅れとなったが、身支度しながらもその合間で１月の診察時にも行った弁当作りに取り掛かった。大きい病院では診察を受ける迄に結構待たされて木曜日は午後から休診の医療機関が多いのもあって午前中から入っても診察を終えて薬を貰って帰宅するのが夕方近くになるのも珍しくはないので大方は院内で昼食を食べるのが殆どである。

院内にはコンビニのファミリーマートやカフェコーナーやレストランもあるのだがコンビニでも２～３点買ってしまうと１０００円近くは使ってしまうので家計の負担を考えると家で弁当を作って持って行くのがいいだろうと考えて弁当箱と箸入れを買ったのである。父が健在だった頃には家事・炊事を父やヘルパーに任せっ切りにしていたのだが、その家事・炊事を自分でやる様になってから失敗もしながら経験を積み重ねて今ではカレーやブリの照り焼き等の調理も普通に出来るしホットケーキやプリンも作れば焼き芋も調理している。

この日のおかずはあまり上手くは出来ないが卵を溶いて焼いた出汁巻き・出来合いのフライポテト・レトルトのミートボールで、ご飯は雑穀を混ぜて炊いた雑穀ご飯をおにぎりの型で押し固めて弁当箱に詰め込んだ。

病院でやっぱり長い時間待たされたが診察が済んで遅めのランチタイムとなって院内にあるテーブルのスペースに腰を下ろして弁当箱を開けた。見た目にも華やかさは無くて間に合わせ的な感じの内容であったがボリュームはそこそこあって満腹感はあったのでまずまずというところであった。





「前の弁当よりおかずを１品増やしたけど見栄えは無いし栄養のバランスもいまいち足りんけど、それなりにおかずも盛り付けて弁当らしくなって来たなぁ。」