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カテゴリ:ラグナテイル
まだ再構成の途中なので細かいところはコロコロ変わるかもしれませんが、ラグナテイルにおけるマーメイド設定をおさらいも兼ねてまとめ。
マーメイドは名の通り、深海活動を可能とする改造人間で若い女性にしかなれません。 本来は戦闘員ではなかったのですが、アバドンを解析する過程でマーフォークという専用兵装を開発、兵器として運用開始された事で、一般人には対アバドン専門の少女兵としての認識が強いです。 見た目は普通の人間と見分けがつきませんが、体調によって血の色が変化するとその影響で肌も変色して見えます。 マーメイド自体は選ばれた人間というわけではないため多数存在し、作戦によっては数百人規模で戦闘に参加する事があるくらい世界に浸透しています。 そもそも疽海に汚染された人間を治療するための研究だったのですが、結果的に疽海に適応出来る能力を獲得したため、この方法で救える少女達は全てマーメイドにされたという経緯があります。 現在も疽海やアバドンに汚染された人間を根本的に治療する事は出来ず、マーメイドになるか死ぬかの二択しかありません。 当然マーメイドになれない男達は死あるのみです。 なぜ女性にしかなれず、かつ適齢期が存在するのかは、彼女達が人間扱いされない理由にもなっていますが、詳細はトップシークレットとなっています。 ただ自分の身体の事なのでマーメイド達は何となく察しているおり、他の軍人達も噂程度で知っています。 マーメイドはアバドンに近い存在であるため、許可が下りなければ基本的に陸上に上がる事は許されません。 マーメイドは全て国連直轄機関、UNSEM(United Nations Singularity Engaging Mariners)の管理下に置かれていますが、通称『人魚の涙』と呼ばれるマーメイドに埋め込まれた真珠を狙って海賊に襲われる事もあります。 その海賊もどこかの国の工作兵だったりする事もあり、アバドンはもちろん脅威ではあるのですが人類存亡をかけて戦う相手というよりは害獣に近い存在で、やはり人類の本当の敵は人類であるという社会構造は変わらず。 マーフォーク(MF)のマッスルパッケージにはインクルードゲルが使用されており、接続されたマーメイドの思うようにエネルギー制御、伸縮が可能です。 当然普通の人間にとっては有害なので、マーフォークによる戦闘行為にはその国の許可が必要となります。 また、装甲にもその技術が応用されており、アバドン同様ダークシフト化する事で究極のステルス能力を獲得、同時に光や音、振動等からも充電が可能です。 迷彩機能はありませんが、真っ黒になるため夜間や深海では視認も困難です。 ただ味方にとっても不都合があり、受信は出来ても送信が出来ないため戦闘時に双方向通信する際はダークシフトを解除します。 そもそもアバドンは光学的に対象を捕捉しているわけではないので、ステルス機能が活かせるのは人間相手です。 このような能力を使用するためにパイロットであるマーメイドは裸の方が都合がいいのですが、流石にそんな格好で格納庫や甲板等をウロウロさせるのは問題があるので、出撃時にはパイロットスーツのようなものを塗布されています。 塗布という表現通り、服というよりボディーペインティングに近いもので、ナノマシンによって制御されています。 戦闘後は除染室で一緒に洗い流します。 マーメイドは手術を受けた時期や施術内容によって能力が若干異なります。 第一世代は純粋に命を救う事が目的であった事もあり、疽海耐性を持つだけでインクルードゲルの生成や制御は出来ず、パイロット適正もありません。 第二世代からはMFの運用が可能となり、健康体でありながら自ら志願したマーメイドも存在します。 第三世代が現在の主流であり、マーメイドとは主にこの世代を指して言います。 この世代は最初から戦闘用に調整されており、人口削減政策や経済的理由で家族に売られた少女達も少なからず居る、非人道的な問題だらけのマーメイドです。 第四世代は人間をマーメイドにするのではなく、人工生命として生み出せないか研究されているマーメイドですが、公式には未だ存在していません。 ちなみに主人公の七海はどれにも当てはまらず、MFも機種自体は一般的ですがコントロールシステムはまったく別物です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.10.02 19:42:10
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